ナインハーフ シャルマン【ナインハーフ シャルマン】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7135号 |
登録年月日 | 1999年 3月 17日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | ナインハーフ シャルマン よみ:ナインハーフ シャルマン | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社河野メリクロン | |
品種登録者の住所 | 徳島県美馬郡脇町大字北庄562番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 河野通郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「コニーフェイス・セシル」に「ハーフムーン」を交配して育成されたものであり,花はセパル及びペタルが明緑黄の地色に濃橙赤色のぼかし,リップは正三角形で浅緑黄の地色に濃赤色が楔状に入るやや小型種である。草型の大きさはやや小,草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形,横断面の形は扁円形,高さは31~60mm,長径は31~50mmである。葉の全体の形は線形,先端の形は鋭先形,頂点の角度は30~45度,先端の角度は60~90度,葉の長さは45~75㎝,幅は21~30mm,葉色は緑,葉数は10~12枚である。1花茎の花数は31~40,花茎の太さは9.1~12mm,長さは30~50㎝,色は淡緑である。咲き型は抱え咲,花の横径は41~60mm,縦径は21~40mm,ドーサル・セパルの正面の形は広線形,先端の形は微突形,ラテラル・セパルの正面の形は湾曲倒卵形,先端の形は不等微突形,ペタル正面の形は広線形,先端の形は不等微突形である。リップの正面の形は正三角形,先端の形は鋭形,周縁の反転は無,波打ちは小である。全体的な花色は黄系,花色はセパル及びペタルは明緑黄(JHS カラーチャート2704)の地色に濃橙赤(同0714)のぼかしが入る,リップは浅緑黄(同2703)の地色に濃赤(同0409)が楔状に入る。花の香りは無,開花期は冬である。「パインクラッシュ・ムーンヴィーナス」と比較して,草型の大きさが小さいこと,咲き型が抱え咲であること,花が小さいこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和63年に登録者の温室(徳島県美馬郡脇町)において,「コニーフェイス・セシル」に「ハーフムーン」を交配し,平成4年にその実生の開花株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「ナインハーフ・シャルマン」であった。 |
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