ドーバー海峡横断ケーブルとは? わかりやすく解説

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ドーバー海峡横断ケーブル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 16:59 UTC 版)

海底ケーブル」の記事における「ドーバー海峡横断ケーブル」の解説

ジョン・ブレットとヤコブ・ブレットの兄弟は、ドーバー海峡ケーブル敷設する計画立てた。この計画は、1847年フランス政府許可得て1848年にはイギリス許可も得ることができた。フランス許可1848年期限切れとなってしまったため、1849年再度取得した。そして1850年8月28日ドーバーカレーを結ぶケーブル敷設行った敷設成功しいくつかのメッセージやり取りしたが、翌日には切断され通信できなくなっていた。切断原因は、フランス漁師ケーブル新種海藻勘違いして切り取って持ち帰ったためと言われている。 とはいえ海底ケーブル通信可能だということは示せたため、ブレット兄弟ドーバー海峡への再度ケーブル敷設計画した前回失敗影響して資金集めには困難を強いられたが、技師のトーマス・クランプトンの支援を得ることができた。クランプトンはさらにケーブル設計行い敷設工事にも参加するなど、このケーブル深くかかわった敷設1851年9月25日開始され11月13日完了した。このケーブル修理繰り返しながらも1861年まで良好な状態で使用されたと記録されている。こうして、ドーバー海峡横断ケーブルは、2国間を結ぶ初の海底ケーブルとして大きな成功収めたブレット兄弟ケーブル1888年まで使用された。

※この「ドーバー海峡横断ケーブル」の解説は、「海底ケーブル」の解説の一部です。
「ドーバー海峡横断ケーブル」を含む「海底ケーブル」の記事については、「海底ケーブル」の概要を参照ください。

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