ドラマ(2作目)『忍者ハットリくん + 忍者怪獣ジッポウ』
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1作目から約1年後の1967年8月3日から1968年1月25日まで放映。東映東京撮影所制作。全26話。モノクロ作品。 山に帰って寂しい思いをしていたハットリくんが、流れ星から現れた忍者怪獣ジッポウと仲良くなり、たまたま山に遠足に来ていたフジ夫くんと友達になり、たるんだ下界を正すためにフジ夫くんのうちに居候し、騒動を起こす。 後に原作やアニメにも登場する忍者怪獣ジッポウは本作品が初出であり、当時の怪獣ブームの影響により考案された。『怪物くん』に登場したガメロが原型とされる。 制作は東映京都から東映東京に替わり、前作よりも現代的な作風となっている。プロデューサーの斎藤頼照は、「NET側よりホームドラマの作風に依頼されたが、脚本の井上ひさしは「ホームがないホームドラマにする」として毎回家を求めてさすらう内容になったため、破天荒になった」と述懐している。 オープニングにはスタジオ・ゼロのアニメーションが使用された。 当時中学生であった松坂慶子が出演していたことでも知られる。 ハットリくん役の子役は公式では水谷、浜路のみだが、3人目として町田政則が出演していた時期もあった。町田は後のアニメ版でハットリくんの父上役でゲスト出演している。 本作品のポジフィルムは東映に全話分保存されており、後に東映ビデオから全26話分のDVDが発売された。
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