ドラえもん関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 21:16 UTC 版)
元々スネ夫のファンだった関だが、リニューアル版『ドラえもん』のオーディションは、当初スネ夫役ではなくドラえもん役で参加オファーが届いていた。関自身も「さすがにドラえもん役は無理だろう」と思いつつ一応オーディションに臨んだが、落選。後日行われたスネ夫のオーディションに参加し、内定した。またスネ夫の声以外にも次回予告やスペシャル、ドラえもん映画の予告編などにおけるナレーション、加えてミニコーナー「スネ夫としげお」も担当している。 関はリニューアル版以前にもドラえもん映画作品でスネ夫に関係のあるいくつかのキャラクターの声を演じている。映画『おばあちゃんの思い出』にてスネ夫の幼少時代、大山のぶ代ら声優陣による最後の映画作品『のび太のワンニャン時空伝』にて、のび太たちと対になる犬のグループのうちスネ夫の位置にあたる、ダックスフントのダクなどの声を演じた経験があり、今回の抜擢にあたっては、スネ夫役向けに新しい声を開発し、一人称に「ボクちゃん」を用いるなど、関が演じた既存のキャラクターと被らない演技を見せている。 前スネ夫役の肝付兼太とはキャスト交代以前から『超力戦隊オーレンジャー』や『燃えろ!!ロボコン』などで共演しているほか、関がパーソナリティを務める『智一・美樹のラジオビッグバン』の公開放送でゲストに招かれるほどの親しい関係で、関とも縁の深い山口勝平の所属劇団「劇団21世紀FOX」も主宰している。そして2011年放送の『お願いランキング!GOLD』のヤング声優とアダルト声優が交互に期待する、尊敬する声優トップ20で肝付がVTR出演した際にスタジオにいた関に新しいスネ夫について語り「彼はすごいと思いますよ」と関に対し初めてスネ夫というキャラクターについて語った。また2016年10月20日に肝付が逝去したことが10月24日に公表された際、関は自身のTwitterで「尊敬する先輩が旅立たれました。役を継がせていただいたあの時、あたたかい言葉で背中を押してくださいました。(中略)以来、僕の背中に指先だけでも触れられるよう大きな目標になっています。肝付さんお疲れ様でした。」と先輩の死を悼んだ。
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