トールキン以外での使用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 02:02 UTC 版)
ホビットは『指輪物語』での活躍にて、現実の世界でも良く知られるようになったが、これによりコンピュータゲーム等でもRPG分野で良く登場する種族となっている。これらではトールキンが細に渡って描写した事もあり、また現代ファンタジー文学の基盤として『指輪物語』が君臨しているため、他種族の扱いと比較してホビットのイメージの変化は少ない。 また、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』では権利上の問題から「ホビット」という名前が使用できなかったため、ホビット庄以外の西方語で使われた呼び名であるbanakilの翻訳であるハーフリング(小さい人)という名前(ドラゴンランスでは、ケンダー)で登場している。 同様に『ソードワールド』には「グラスランナー」という名前で登場。小さく、すばしっこく、運があり、陽気な種族として描写されていた。このように「ホビット」の名前を使うことを避けながらも、同種族に影響されたと思われる素朴で背の小さな人々が登場する作品は他にも多く存在する。この傾向はファンタジー分野のみならず、SF分野でも見られる。 『ロード・オブ・ザ・リング』以外の映画でホビットを主役にした映画として『ウィロー』がある。 創作以外の分野では、2003年にインドネシアのフローレス島で発見されたホモ・フローレシエンシスに対して「ホビット」という愛称が付けられている。
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