トールギスII
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 02:35 UTC 版)
ゼクス機の予備パーツを用いて組み上げられた機体。(型式番号:OZ-00MS2)世界国家元首に就任したトレーズ・クシュリナーダが自身の乗機として完成させた。 頭頂部の鶏冠状の部分のデザインが変更され、顔はよりガンダムタイプの意匠に近いフェイス形状となり、胴体やバックパック、シールドのカラーがブルーに変更された以外はゼクス機とまったくの同型機である。機体の一部にガンダニュウム合金を使用している。機体の青色は地球の代表として出撃するトレーズの意思を反映したもの。『敗栄』では、長期戦用にエネルギー消費を抑えた両刃のヒートサーベルを装備する。 世界国家軍の大将機として投入され、ホワイトファングのビルゴIIを多数撃墜するなど猛戦する。その最中、因縁の相手である張五飛のアルトロンガンダムと一騎討ちを行い、互角以上に渡り合うも、ツインビームトライデントで胴体を貫かれ撃破される。 アニメの企画段階では、ガンダムを意識したものではなく黒いカラーリングが検討されており、「ブラックトールギス」として紹介された。漫画版ではこちらの機体が登場する。漫画家のときた洸一によると、「アニメ用色指定資料が原稿の締め切りに間に合わなかったため、塗り分けが分からないように見せるためのものであった」と述べている。
※この「トールギスII」の解説は、「トールギス」の解説の一部です。
「トールギスII」を含む「トールギス」の記事については、「トールギス」の概要を参照ください。
- トールギスIIのページへのリンク