トロピカルローズ【トロピカルローズ】(草花類)
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登録番号 | 第4212号 |
登録年月日 | 1994年 12月 26日 | |
農林水産植物の種類 | カンナ | |
登録品種の名称及びその読み | トロピカルローズ よみ:トロピカルローズ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | タキイ種苗株式会社 | |
品種登録者の住所 | 京都府京都市下京区梅小路通猪熊東入南夷町180番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 伊藤秋夫 羽毛田智明 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「フーマジック」の実生系統に出願者所有の育成系統を交配したものから選抜,育成された種子繁殖系固定品種であり,草丈は低く,花は鮮紫ピンクで鉢物及び花壇向きの早生の中輪花である。 草型は中茎型,草丈は第1花開花期においては低,開花盛期においては中である。根茎の形は密着型,長さ及び太さは中である。茎の太さは中,アントシアニン発現の程度は淡,節間長は短である。葉形は広,着葉角度は中間,葉長及び葉幅は中,上面の色は暗黄緑(JHS カラーチャート3508),ワックスの程度は中である。花穂の形はⅢ型,花穂長及び花穂幅は中,花の向きは斜上向き,花形は中間型,仮雄ずいの展開程度及び花の大きさは中である。仮雄ずい及び唇弁の複色は無,仮雄ずい及び唇弁の底部の色は淡紫ピンク(同9702),単色仮雄ずいの色は鮮紫ピンク(同9505),単色唇弁の色は鮮紫ピンク(同9705)である。がくの中肋は有,大きさは中,アントシアニン発現の有無は無である。主軸開花数,着花密度及び開花総数は中,育成地(滋賀県甲賀郡甲西町)における開花期は早,開花期間は中である。 「アミールE・H」と比較して,節間長が短いこと,葉の上面の色が暗黄緑であること,単色仮雄ずいの色が鮮紫ピンク(同9505)であること,着花密度が密であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者のほ場(滋賀県甲賀郡甲西町)において,昭和56年,「フーマジック」の実生系統に出願者所有の育成系統を交配し,以後,特性の調査を行いながら固定を図り,60年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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