トレーサビリティ・システムとは? わかりやすく解説

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トレーサビリティ・システム(生産流通情報把握システム)

 食品等の生産流通に関する履歴情報追跡遡及することができる方式生産者流通業者は、媒体バーコードICタグ等)に食品情報集積するなどし、それを消費者等が必要に応じて検索できるシステム。これにより、食品事故発生時の早期原因究明生産者消費者の「顔の見える関係」の構築期待される

トレーサビリティシステム

記録追跡により、ある物品商品)の流通経路確認できる状態をいいます。 ある時点からさかのぼって追跡する場合をトレースバック、それ以降経過追跡する場合をトレースフォーワードといいます
食品では、食品生産加工流通などの各段階原材料出所食品の製造元、販売先などを記録保管し食品とその情報とを追跡できるようにすることで、食中毒などの早期原因究明問題食品迅速な回収適切な情報の提供などにより消費者信頼確保に役立つものをいいます
国産牛肉については、平成16年12月から牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法(5-(1)-2参照に基づき流通小売段階までのトレー サビリティシステムを導入することが義務化されました
また、現在、国産牛以外の食品全般については、生産者流通業者などの自主的な導入取組基本としつつ、各食品特性踏まえたトレーサビリティシステムの導入支援が行われています。


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