トルコ語アルファベット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 07:26 UTC 版)
トルコ語アルファベット(トルコごアルファベット、土: Türk alfabesi)は、トルコ語で1928年以降用いられているラテン用字系アルファベットである。1928年以前に使われていたアラビア文字によるオスマン語アルファベットを置き換えて使われている。
注釈
- ^ iの点は付加記号とみなされ、iはıの次に配置される。iの大文字がİ、ıの大文字がIであるため、計算機上で複雑さの原因となることがある。これはTurkish I Problemと呼ばれる[4]。ドット付きのIとドット無しのIも参照。
- ^ 一般にアラビア文字と記されるが、本来のアラビア文字には存在せずペルシア文字で新規に加えられた3文字を含むので、厳密にはアラビア文字とは言えない。追加されているのは"پ"、"چ"、"ژ"[14]。
- ^ "ا"/a/、"ي"/i/、"و"/u/。それぞれ他の発音も持っているが、アラビア語では長母音をこれらの文字で表記する。短母音は必要に応じて母音記号で記述する。詳しくはアラビア文字を参照。
- ^ 「切り離された文字」(トルコ語: Haruf-u munsasıla) と呼ばれる[5]。
- ^ しかし1930年代にはすべてキリル文字に置き換えられることとなった[18]。
- ^ 現代日本語でも使われている数字のことで、アラビア語で用いられている数字のことではない。
出典
- ^ 林 2001, p. 679.
- ^ 林 2001, p. 678.
- ^ 林 2001, p. 682.
- ^ “Sorting and String Comparison” (英語). web.archive.org. Microsoft. 2018年3月17日閲覧。
- ^ a b c 林 2001.
- ^ Göksel & Kerslake 2005, pp. 3, 10.
- ^ a b c d Lewis 1967, p. 1.
- ^ a b c d e f g 林 2013, p. 20.
- ^ a b c d Göksel & Kerslake 2005, p. xxxviii.
- ^ Lewis 1967, pp. 4–5.
- ^ a b Lewis 1999, p. 37.
- ^ Lewis 1967, p. 2.
- ^ Lewis 1999, pp. 33–34.
- ^ Lewis 1999, p. 27.
- ^ Yılmaz 2013, p. 141.
- ^ a b Lewis 1999, p. 29.
- ^ Lewis 1999, p. 30.
- ^ Róna-Tas 1998, p. 136.
- ^ Yılmaz 2013, p. 142.
- ^ Lewis 1999, pp. 31–32.
- ^ a b 新井 2001, p. 215.
- ^ Lewis 1999, p. 33.
- ^ Yılmaz 2013, p. 144.
- ^ Lewis 1999, p. 35.
- ^ Lewis 1999, pp. 37–38.
- ^ Yılmaz 2013, p. 147.
- ^ Yılmaz 2013, p. 154.
- ^ a b Yılmaz 2013, p. 156.
- ^ Yılmaz 2013, p. 173.
- ^ Yılmaz 2013, p. 178.
- ^ a b Göksel & Kerslake 2005, p. xxxix.
- ^ a b Lewis 1999, p. 36.
- ^ 林 2013, p. 23.
- ^ Seegmiller & Balım 1994, p. 627.
- 1 トルコ語アルファベットとは
- 2 トルコ語アルファベットの概要
- 3 あわせて用いられる記号類
- 4 参考文献
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