トルコ記念館とは? わかりやすく解説

トルコ記念館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/06 23:36 UTC 版)

トルコ記念館
Türk Müzesi
施設情報
正式名称 トルコ記念館[1]
事業主体 串本町
管理運営 串本町
開館 1974年
所在地 649-2211
和歌山県東牟婁郡串本町樫野1025-25
位置 北緯33度28分9秒 東経135度51分31秒 / 北緯33.46917度 東経135.85861度 / 33.46917; 135.85861 (トルコ記念館)座標: 北緯33度28分9秒 東経135度51分31秒 / 北緯33.46917度 東経135.85861度 / 33.46917; 135.85861 (トルコ記念館)
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トルコ記念館(トルコきねんかん、トルコ語: Türk Müzesi)は、和歌山県串本町紀伊大島にある町立の博物館1890年明治23年)9月16日に紀伊大島沖で遭難したオスマン帝国(現在のトルコ)のフリゲートエルトゥールル号の模型や乗員の遺品のほか、トルコ政府から寄贈された品々を展示している[2]

日本赤十字「平時国際活動発祥の地」記念碑 串本町

由来

記念館の由来は、オスマン皇帝の特使を乗せて日本に派遣されたエルトゥールル号が、帰国の途にあった1890年(明治23年)、樫野埼灯台近くで座礁したことにある。犠牲者587名という大惨事であったが、地元大島村(現串本町)の人々はトルコ人の遭難者に温かい対応を行ったことが、日本とトルコの友好の始まりとして有名なエピソードになっている[3]

トルコ記念館はこの出来事を記念し、1974年(昭和49年)12月に遭難現場付近の紀伊大島に建設された。2階展望台からはエルトゥールル号が座礁した地点を見ることができる。

施設概要

  • 開館時間:9時-17時[1]
  • 休館日:年中無休[1]
  • 駐車場:84台(無料)
串本町樫野の海岸

交通

周辺情報

脚注

  1. ^ a b c 串本町トルコ記念館条例
  2. ^ トルコ記念館”. 南紀串本観光ガイド (2018年7月22日). 2024年2月6日閲覧。
  3. ^ 和歌山県ホームページ Wakayama Prefecture Web Site”. www.pref.wakayama.lg.jp. 2024年2月6日閲覧。

関連項目

外部リンク

  1. ^ アタチュルク像、串本に到着 安住の地、6月3日に除幕式”. 日本財団ブログ・マガジン. 2019年8月27日閲覧。




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