寧楽美術館とは? わかりやすく解説

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ねいらく‐びじゅつかん〔‐ビジユツクワン〕【寧楽美術館】

読み方:ねいらくびじゅつかん

奈良県奈良市依水園内にある美術館昭和44年1969開館中国銅器陶磁器などを収蔵している。ならびじゅつかん

[補説] 「寧楽」は「奈良(なら)」の古い表記の一。奈良県立美術館との混同避けるため、「ねいらく」としている。


寧楽美術館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/11 03:30 UTC 版)

寧楽美術館
施設情報
専門分野 東洋美術
事業主体 公益財団法人名勝依水園・寧楽美術館
開館 1958年
所在地 630-8208
奈良県奈良市水門町74依水園
位置 北緯34度41分9.6秒 東経135度50分13.7秒 / 北緯34.686000度 東経135.837139度 / 34.686000; 135.837139
プロジェクト:GLAM
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田能村竹田筆『亦復一楽帖』のうち第1図

寧楽美術館(ねいらくびじゅつかん)は、奈良県奈良市にある奈良県の登録博物館。事業主体は、公益財団法人名勝依水園・寧楽美術館。

概要

海運業で財を成した中村準策・準一・準佑が三代にわたって収集した一万点以上の美術品のうち、神戸の大空襲を運良く免れた2千数百点を収蔵している。古代中国の青銅器・古鏡・古銅印、拓本類と、中国・高麗李朝・ 日本の陶磁器田能村竹田の画帖「亦復一楽帖(またまたいちらくじょう)」等がある。展示品の入れ替えは、毎年7月中旬から8月初旬に行われる。

中村準策は1939年に依水園(庭園)を買取り、翌1940年に財団法人寧楽美術館を設立した。ただし、美術館として一般公開されるようになったのは、1958年、三代中村準佑のときからである。現在の展示館は東畑謙三の設計で1969年に竣工した。法人名は2013年4月1日から「公益財団法人名勝依水園・寧楽美術館」に変更されている[1]

寧楽美術館と依水園は共通で入ることができる。寧楽は、「なら」の古い時代の表記の一つであるが、「ならびじゅつかん」とすると奈良県立美術館と混同されるなどの問題があり、「ねいらく」と読ませることにした。

主な収蔵品

交通アクセス

脚注

  1. ^ 財団公式サイト「寧楽美術館」および「事業情報公開」による。

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