寧楽遺文とは? わかりやすく解説

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寧楽遺文

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/03 02:46 UTC 版)

寧楽遺文 初版

寧楽遺文(ならいぶん)は歴史家竹内理三が奈良時代の文書をまとめた史料集である。初版は1943-1944年に刊行(上下2巻)。改訂版は1962年(昭和37年)に刊行され(上中下3巻)、上巻は総目録・政治編、中巻は宗教編・経済編上、下巻は経済編下・文学編・解説である。

(政治編)戸籍、計帳、正税帳、四度公文枝文、太政官符、(宗教編)寺院縁起並流記資財帳、献物帳、造寺所公文、写経所公文、(経済編)諸国田券、奴婢帳、(文学編)風土記、人々伝、詩集、人々啓状、金石文の16項目から成る。

正倉院文書(『大日本古文書』編年文書)が大半を占め、その主要なものを収録している。史料をテーマ別に整理し、解説を加えて利用の便を図っている。

参考文献

関連項目

  • 正倉院文書
  • 平安遺文
  • 鎌倉遺文
  • 南北朝遺文 - 1980年から九州編、中国四国編、関東編、東北編と刊行。
  • 室町遺文 - 2018年から関東編を刊行。
  • 戦国遺文 - 1989年から後北条氏編、武田氏編、古河公方編、佐々木六角氏編などを刊行。



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