トサカヘアーと眉なしヤクザ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 05:18 UTC 版)
「中條健一」の記事における「トサカヘアーと眉なしヤクザ」の解説
頭髪をワックスで20センチ前後逆立たせた上、中央に向かってトサカのように尖らせた髪型、さらに眉なし(実際には剃っておらず、肌色のドーランを塗って隠している)という顔で登場する(髪型は吉田ヒロが考案)。 この髪型を、「ニワトリ怪獣・トサカーン」「にわ・とり夫さん」「名古屋コーチンさん」「烏骨鶏さん」などといじられる。さらに、「日本語が通じやん奴やなー…。コケーッ!!!コッコッコッコッ!!…コケーッ!!コッコッコッ…」と、ニワトリ語を使われる展開がある。また、紙飛行機が髪に引っかかっているが気付かない、板前であるのに三角巾ではなくコックの長帽子を被っている、など、いじられ以外のギャグもあり、ヤクザ以外の役もこの髪型で演じることがほとんどである。 このトサカヘアーと、後述の黄緑色のスーツを合わせることにより、共演者から「アスパラガスや!」と言われ、アスパラが中條の代名詞となっている。 眉なしヤクザを演じる際には、共演者から、「ない!」「眉毛は?どうしたん」「(まーあんた、大事なもん落として)どの辺に落としたの?」などといじられる。それに対して中條は「(落としてへん!)剃ったんや!」と手を眉の辺りに添えて、その手を額に素早くスライドさせ、眉を剃りあげる様子を表現しながら答えるのが基本形である。 続けて共演者が「なんで剃ったんですか?」→(手さばき)「ファッションや!」、「あ、剃ったんですか?」→「剃ったんや!」、「ファッションですか?」→(手さばき)「ファッションや!」のやりとりを2~3回続けた後に、「桂三枝は?」と振られ、「いらっしゃ~い」と、モノマネ風に乗っかる。これの発展形は石田靖のアドリブから生まれたという。 眉なしで登場してハケた後、寿司のバランを眉として貼りつけて、再登場したこともある。
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