デビルズ・ダイス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/08/16 12:40 UTC 版)
「デビルズ・ダイス」の記事における「デビルズ・ダイス」の解説
各辺10mmほどの黒いサイコロで、2つで1組。古代の遺跡(インダス文明の遺跡の可能性が示唆されている)から発掘されたとされている。この物語の中核をなす重要なアイテム。 天のダイス デビルズ・ダイスの片割れで、6つの面にはそれぞれ赤い字で「 」「空白」「2」「3」「4」「5」「6」と記されている。 地のダイス デビルズ・ダイスのもう1つのほうであり、天のダイスと同じような外見。書かれているのは「 」「空白」「1」「2」「3」「○」「×」。 デビルズ・ダイスの一番の特徴は「数字を確実に透視できる」という能力にある。使用者が「あの数字を知りたい」と念じつつデビルズ・ダイスを振ると、ダイスは目の組み合わせで0〜9までの数字を表すことで、その数字を使用者に教える。デビルズ・ダイスの教えた数字が外れることは絶対にない。2桁以上の数字を透視する場合は何度かデビルズ・ダイスを振れば、上の桁から順に知ることができる。何らかの事情で透視ができない場合や、透視すべき数字の最後の桁まで示した後さらにダイスを振ったとき、ダイスは止まる前に持ち主の手元に自力で戻ってくる。 また7のように数通りの表し方がある数字の表し方は、使用者の決定に従う。つまり、「6」と「1」で7を表す、と決めてダイスを振れば、「4」と「3」、「5」と「2」などの組み合わせは絶対に出ない。 透視できる数字は「4択問題の正解の番号」「銀行の口座番号」「パスワード」など、数字であればほとんど全てを透視でき、未来における数字も絶対にはずすことなく透視(予言)できる。唯一透視できないのは「人間の死亡予定時刻」だが、これも何らかの条件を満たすことで透視できるようだ。 アルファベットやひらがなも、数字に対応させることで透視が可能。他にも使い方次第でさまざまなことを知ることができる。 地のダイスのみをつかった、物事の○×判定もできる。その際、「誰々は今金を持っているか」など抽象的な質問にはダイスは答えない(この場合だと、金を持っているというのが財布に金を入れているということか、それとも固定資産などまで含めるのかが曖昧である)。「誰々の銀行預金は現在1000万円以上か」など具体的な質問には「○」と「×」での正誤判定がでる。これを使えば、考えられる可能性すべてに対して○×判定することで、より詳細な情報を手に入れられる。 現在、デビルズ・ダイスは才が持つ2つのみ登場しているが、奈良の正倉院にさらなるデビルズ・ダイスかもしれないものがある。それに関しては詳しいことは不明。
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