デビュー・下積み時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 03:15 UTC 版)
「パルプ (バンド)」の記事における「デビュー・下積み時代」の解説
1978年に15歳のジャービス・コッカーが結成した「アラバカス・パルプ」を前身として、1983年にインディーズのレッド・ライノ・レコードから1stアルバム『It』でデビューする。4年後の1987年にはファイア・レコードから 2ndアルバム『フリークス』をリリースするも大した話題にはならなかった。同年、ジャーヴィス自身の大学進学のためロンドンへ拠点を移すことになり、学業と平行しながらのバンド活動となる。当時はメンバーの入れ替わりが多く、1stアルバム作成時のメンバーで残っているのはジャービスだけである。2ndアルバムからギターのラッセルとキーボードのキャンディダが加入している。 ロンドンに移った後、当時ブームだったアシッド・ハウスの影響を受けた彼らは、3rdアルバム『セパレーションズ』を1989年に製作する。このアルバムからベースのスティーブとドラムのニックが加入している。しかしレーベルとの対立からリリースをさせてもらえず、ジャーヴィスも当分学業に専念し、しばらく活動は行われなかった。(この時期、ジャーヴィスは学校で、裕福なギリシャ人の令嬢と出会う。彼女との邂逅が後の「コモン・ピープル」の歌詞となった。)
※この「デビュー・下積み時代」の解説は、「パルプ (バンド)」の解説の一部です。
「デビュー・下積み時代」を含む「パルプ (バンド)」の記事については、「パルプ (バンド)」の概要を参照ください。
- デビュー・下積み時代のページへのリンク