デジタルカメラとボケ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/23 07:25 UTC 版)
「ボケ (写真)」の記事における「デジタルカメラとボケ」の解説
光学的理由から、撮影フォーマット(判型)とボケの大きさには相関がある。同じ画角・同じ明るさで撮影しようとしたとき、判型が小さいほど被写界深度が深いため、ボケは小さくなる。 デジタルカメラであってもコンパクトカメラなどレンズ一体型のカメラは、一般にライカ判よりもずっと小さなサイズの撮影素子を採用していることが多く、そのようなカメラで得られるボケは相対的に少なくなる。また、レンズ交換式カメラでは、同一のマウントであっても撮像素子のサイズが異なる場合があり(フルサイズ=ライカ判とAPS-C等)、同じレンズを使用してもレンズのボケの表現は撮影素子の大小により違ってくる。 デジタルカメラではライブビューモニタがあるため、フィルムカメラと異なり撮影したその場でボケの効果を比較的容易に確認でき、よりボケ量を調節した撮影が容易になった(一般に、一眼レフの光学ファインダーではボケ具合はうまく確認しにくく、フィルムコンパクトカメラのファインダーではボケ量の判断は不可能である。)。
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