ディオゲネス【Diogenēs ho Seleukeus】
読み方:でぃおげねす
[前240ころ〜前152]古代ギリシャの哲学者。バビロニアのセレウケイアの生まれ。クリュシッポスの弟子。ストア学派の学頭としてタルソスのゼノンの後継者。セレウケイアのディオゲネス。バビロニアのディオゲネス。
ディオゲネス【Diogenēs ho Sinōpeus】
ディオゲネス
ディオゲネス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/12 20:58 UTC 版)
ディオゲネス(ディオゲネース, 希: Διογένης, 英: Diogenes)は、ギリシア語の男性名。
- 古代ギリシア期の哲学者
- アポロニアのディオゲネス (紀元前460年頃)
- シノペのディオゲネス (紀元前412年? - 紀元前323年?)- シノペ出身のキュニコス派の哲学者。
- ディオゲネス・ラエルティオス(3世紀) - 『ギリシア哲学者列伝』で知られる。
- ロマノス4世ディオゲネス - 東ローマ皇帝(ドゥーカス朝)。
ディオゲネス
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「アレクサンドロス3世」の記事における「ディオゲネス」の解説
コリントスにシノペのディオゲネスという賢者がおり、いつも裸で樽に暮らし、質素な生活を送っていた。本人はその哲学思想もあって、犬のような生活を送りながらも人生に至極満足していた。コリントスに滞在していたアレクサンドロス大王の下にはたくさんの人が集まっていた。博識なアレクサンドロス大王は、その中に賢者であるディオゲネスが居ることを望んだが彼だけが大王の前に現れなかった。アレクサンドロス大王は自らディオゲネスに会いに行くことにした。クラネイオンに行くと、そこにはひなたぼっこを楽しんでいたディオゲネスの姿があった。「余が大王であるアレクサンドロスである。」と名乗ると、「わしが犬である、ディオゲネスである。」と応えた。アレクサンドロスは彼に「何なりと望みのものを申してみよ!」と問うたが、答えは「どうか、私を日陰におかないでいただきたい。」というものだった。それの様を見たアレクサンドロスは「お前は余が恐ろしくないのか?」と問うとディオゲネスは「いったいお前は何者だ?善人か?悪人か?」と問う。アレクサンドロスは「むろん、善人である!」と返すと、「それなら、誰が善人を恐れようか?」と返した。帰路にてアレクサンドロスは「もし私がアレクサンドロスでなかったら、私はディオゲネスになりたい」と語ったという。
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