テルの家族・関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:41 UTC 版)
野々村さゆり(ののむら さゆり) テルの姉で、彼の一番の理解者。横浜でOLをしており、亀高に進学したテルを自分のアパートに一緒に住まわせている。テルとは似ても似つかない美人で、ユタの憧れの存在。幼い頃からテルの坂への挑戦を応援し、精根尽き果てて気絶した彼を家に連れて帰っていた。 ツール・ド・おきなわでは、亀高のサポートカーに乗って最初から最後まで弟の戦いを見守る。 映画版をノベライズした小説では、彼女の視点で物語が進行する。 テルの両親 テルとさゆりの両親。父親は真面目なサラリーマン、母親はおっとりとした性格の専業主婦で、名前は美紗子。二人とも普通の家族。父親は自分にない情熱を持った息子に羨望を持ち、彼の応援をしている。母は息子の坂への情熱を理解できずにいたが、ツール・ド・おきなわでテルの走る姿を目の当たりにしたことで息子の生き方を理解し、見守ることを決める。 双葉哲平(ふたば てっぺい) 「坂の町」唯一の自転車店「双葉双輪館」店主でフレームビルダー。テルの自転車を組んでおり、最初の自転車はここのフレームを使っている。「坂の町」で5年ぶりに見た自転車に乗っている子供のテルを気にかけて坂への挑戦を見守り、一番の理解者となる。かつて東京オリンピックで自転車競技の日本代表チームのメカニックを務めており、代表候補であった由多監督とも面識がある。 石渡草丸(いしわた くさまる) テルの初レースとなる石渡山市民サイクルロードレースのメインスポンサー。本業は石渡建設のオーナー経営者で、一代で財を成した叩き上げ。「ハマのラルプ・デュエズ」と呼ばれる石渡山の持ち主で、レースに出資して自分の山をコースに組み込んだ他、石渡山に山岳賞を設定させる。当初はレースで選手たちの苦しむ顔を観て楽しむといった意地の悪い性格だったが、テルの懸命な姿に惚れて改心し、彼のファンになる。ユタのせいでファックサインの意味を勘違いしており、テルやユタたちの激励に出している。 ツール・ド・おきなわにもテルの応援に駆けつけ、途中まで亀高のサポートカーに乗っていたが、途中からテルの母親を自分の代わりにサポートカーに乗せ、自分はテルの父親と一緒にラジオを聞きながら応援する。
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