ティーエムナイン【ティーエムナイン】(飼料作物)
![]() |
登録番号 | 第14320号 |
登録年月日 | 2006年 7月 13日 | |
農林水産植物の種類 | しば | |
登録品種の名称及びその読み | ティーエムナイン よみ:ティーエムナイン |
|
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | トヨタ自動車株式会社 | |
品種登録者の住所 | 愛知県豊田市トヨタ町1番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 松井邦夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、茨城県在来種のコウライシバの自殖種子に軟X線を照射して育成されたものであり、出穂茎の長さは極短で、葉長はかなり短く、緑化の早晩が中のグランドカバー向きの品種である。草型はややほふくである。出穂茎の太さはやや太、長さは極短である。ほふく茎の密度は極密、太さはやや太である。葉長はかなり短、幅は狭、色はやや濃である。穂長は短、穂色は濃、小穂の長さは中、幅はやや広、数はやや少である。初期生育、春及び秋の草勢は中、出穂始めは早、春秋の出穂の有無は春のみ出穂、穂数は多である。緑化の早晩は中、紅葉の早晩は早である。越冬及び越夏の良否は良である。「エメラルド」及び「ウィンターフィールド」と比較して、穂数が多いこと、紅葉が早いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成12年に出願者のバイオ・緑化研究所(愛知県西加茂郡三好町)において、茨城県在来種のコウライシバの自殖種子に軟X線を照射し、その発芽した個体の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- ティーエムナインのページへのリンク