ティワナク文化とは? わかりやすく解説

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ティワナク

(ティワナク文化 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/14 03:35 UTC 版)

ティワナク(Tiwanaku)またはティアワナコ(Tiahuanaco)は、南米ボリビア多民族国にあるプレ・インカ期の遺跡名、およびその管区と村の地名。また、その時代の社会や文化をさす言葉としても用いられる。後に誕生するインカ文明と同じく、文字を持たない社会そして文化であった。


  1. ^ 例えば、Albarracin-JordanやClaudia Riveraなど
  2. ^ かつてはPonce Sanginesなどのボリビア人研究者が唱えていた。
  3. ^ Benett, Ponce, Kolataなどがこの立場をとった。
  4. ^ Kolata; Janusekなど
  5. ^ 複数のボリヴィア人考古学者からの主執筆者への私信による
  6. ^ "Tiwanaku and its :Hinterland" Vol.2. Smithsonian Institution Press, Washington and London.A.Kolata ed.2003
  7. ^ Ponce Sanginés 1976(1972):62
  8. ^ Kolata&Mathews 1988 cited in Janusek 1994:64
  9. ^ アメリカ人考古学者Alan Kolata 1991:1996 などの立場
  10. ^ アメリカ人考古学者C.Ericksonやカナダ人考古学者D.Grafamなどの立場
  11. ^ ボリビア人考古学者 Albarracin-Jordan1996
  12. ^ 英語レイズドフィールドスペイン語でカメリョーネス
  13. ^ Kolata 1986
  14. ^ Kolata 1991
  15. ^ Kolata 1993; 1996
  16. ^ a b c ibids.
  17. ^ Erickson 1988
  18. ^ a b Erickson 1993
  19. ^ Albarracin-Jordan1996
  20. ^ a b Kolata 1991; 1996
  21. ^ Erickson 1999
  22. ^ Magiligan and Goldstein 2001
  23. ^ Swartley 2000;Bandy 2004
  24. ^ 園田 他 1999:17(科学研究費補助金研究成果報告書 所収)
  25. ^ 宝来 他1999:29,前掲書 所収
  26. ^ Rothammer et al. 2003
  27. ^ a b c d e Nakajima 2004
  28. ^ a b c Bandy 2004;Nakajima 2004
  29. ^ PIWA 1992:55
  30. ^ ただし、あくまで計算上の数値(Swartley 2000,Nakajima 2004)
  31. ^ Swartley 2000; Bandy 2004; Nakajima 2004



ティワナク文化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/04 14:44 UTC 版)

ティワナク」の記事における「ティワナク文化」の解説

詳細は「ティワナク文化[要リンク修正]」および「es:Cultura tiahuanaco」を参照 この文化起源は、紀元前にまでさかのぼとされるがまだはっきりとはわかっていない。ティワナク独自の文化形成されてくるのは、紀元前1-2世紀ころからであるが、その文化広範囲広がり始めるのは紀元後400年頃からである。その最盛期は、おおよそ750年-800年ころから1000年前後-1100年頃で、その頃になると、北はペルー領のチチカカ湖北岸現在のモケグア県、南はチリサン・ペドロ・デ・アタカマアルゼンチン北部、東は現在のボリビアコチャバンバ地方にまで影響及んだとされている。これらの地方いくつかにはティワナク飛び地があったとされており、特にモケグアにはティワナク様式土器テラス構造基壇からなり方形半地下広場を持つ建造物存在する。 ただし、近年研究者の間で、ティワナク場合によっては、いくつかのアンデス先スペイン期社会含まれる)は旧大陸いくつかの帝国とは異なり中央集権的官僚的な権力によって広大な領域を、面的に、恒常的に支配するような性格をもった社会ではなかったという見方提示されている。この傾向は、特にここ数年現地ボリビア研究者の間で唱えられることが多い。 領域に関して考古学的に確実にいえるのは、あくまでティワナクからの移民想定される飛び地(モケグア)の存在と、ティワナク関連遺物分布中央-南アンデスにおいて幅広く確認されている、という2点のみである。 よって、右のような版図を描くティワナク面的な領域図は、今後書き直される可能性高まっている。このような領域模式図を書くのは、得てしてアメリカ人研究者多く見られることも指摘しておく。

※この「ティワナク文化」の解説は、「ティワナク」の解説の一部です。
「ティワナク文化」を含む「ティワナク」の記事については、「ティワナク」の概要を参照ください。

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