チョコレートの呼称
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 01:54 UTC 版)
イギリス人が固形のチョコレートを考案するまでは、チョコレートといえば飲み物を意味した。現に、例えば米国では今でも「ホット・チョコレート」と言えば日本で言うところの「ホット・ココア」飲料を意味する。日本国内では、ココア粉末を使用したものをココア、生チョコレートの水分を多くしたものをチョコレートドリンクと称し分ける傾向があるが、これらチョコレート飲料の名称について厳密な定義は今のところない。 語源について、辞典などでナワトル語のショコラトル(Xocolatl)が由来とされ、「苦い(xoco-)水(atl)」の意味とされるが、ナワトル語にそのような語は存在しない(ナワトル語でチョコレート飲料は「カカワトル(cacahuatl、カカオの水)」)。一説にスペイン人がマヤ語の「チョコル(熱い)」とアステカ語「アトル(水)」から作った新語という。チョコレートの歴史#チョコレートの語源も参照。 明治時代の独和辞典『袖珍獨和新辭林』によれば、Schokolateに楂古聿(チョコレート、ショコラ、日本語読みでサコイツ、サコイチ[要出典])という当て字を用いている。
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