チュウショウとは? わかりやすく解説

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抽象

読み】:チュウショウ
【英】:ABSTRACTION

語源ラテン語のアブストラヘレ。対象構成要素のうち、或るものを他から切り離して、ひき出すこと。絵画彫刻においても、対象本質的要素選び出して描写する点において、多かれ少なかれ抽象の作用含まれるが、美術上この概念特別な意義を持つようになったのは、1908年にヴォーリンガーが「抽象と感情移入」において、芸術根本衝動ひとつとして抽象衝動をあげ、これによって原始民族東方諸民族の非抽写的な美術正当に評価しようとしたことと、1910年カンディンスキーが、初め対象事物描かない絵画発表し1912年には「芸術における精神的なもの」において絵画への道のひとつのとして純粋抽象を論じたことに始まる。これ以降外的対象世界描写しない作品次々と現われ、非具象ノン・フィギュラティフ)、絶対、非対象、非再現などと呼ばれたが、最も一般的な呼称として抽象が普及したまた、抽象の出現により、それに対抗して再現的な表現総括するために具象概念使われるようになった


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