ダーク・シーカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 01:47 UTC 版)
「アイ・アム・レジェンド」の記事における「ダーク・シーカー」の解説
旧作では吸血鬼とされており、行動こそはゾンビのように鈍いが喋ることはできた存在であったが、今作ではダーク・シーカーは俊敏で喋ることはできず、全身の体毛及び太陽光(紫外線)への耐性を失っており、太陽光の中では数秒で死亡する。街中がダーク・シーカーで溢れていない理由として、ダーク・シーカーとなった者の多くが太陽光により死滅しているものと考えられる。なおネビルはダーク・シーカーとなった者は全世界で一億二千万人。54億人余りは死亡し、人類の生存者は1200万人と推定している。 身体能力は人間を遥かに超えるもので、言葉を発することはなく凶暴な為、知能はないと思われていた。劇場公開版では曖昧だったが、実際には彼らにも知能はあり、感情も存在した。劇場版では、マネキンを移動させて人間をおびき寄せ、自動車にワイヤーを取り付けてトラップを作っていた。ネビルがダーク・シーカーを捕える為に使用したトラップを模倣したものと思われる。 ネビルの家を襲撃した理由も劇場公開版では曖昧だったが、群れのボスが、ネビルに捕らわれた女性ダーク・シーカー(ボスの恋人、あるいは妻)を助けるためであった。彼らへの価値観を改めたネビルが、人間へ戻りかけていた女性ダーク・シーカーに注射し、元のダーク・シーカーに戻して大人しく群れのボスに返すと、ボスはネビルを殺そうとする仲間を諌め、不本意ながらネビルと和解のような形で去っていく、という別のエンディングが存在する(そのエンディングではネビルは死なず、ネビルはアナ、イーサンの3人で北部のコロニーへ無事に向かう)。 劇中では感染者及びダーク・シーカーと呼ばれている。ゾンビと思われがちだが、性質上は吸血鬼に近い。ネビルにとって、彼らは怪物であったが、また彼らにとってもネビルは「伝説の」怪物だった。
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