ダークスとペッパー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/28 09:39 UTC 版)
「ペッパーズ・ゴースト」の記事における「ダークスとペッパー」の解説
この仕掛けを最初に考案したのは、ヘンリー・ダークス(Henry Dircks)で、発明者の名前をとって「ダークスのファンタスマゴリア」(Dircksian Phantasmagoria)と名付けられた。1862年に、ダークスは王立科学技術会館(Royal Polytechnic Institution)で展示を行い、これを見たのがペッパーであった。 ダークスの展示を見たペッパーは、仕掛けを改良し、1862年のクリスマス・イヴに興行を行った。チャールズ・ディッケンズ原作の『憑かれた男』(「クリスマス・ブックス」の第5作)の舞台である。この興行は好評を博し、翌年、ペッパーとダークスの連名で特許を取得する。やがて、「ダークスのファンタスマゴリア」は「ペッパーズ・ゴースト」として大流行することとなった。
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