ダイエー甲子園店時代
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「コロワ甲子園」の記事における「ダイエー甲子園店時代」の解説
1995年9月1日付けで、ダイエーが経営不振に陥っていたプランタン甲子園の経営権を子会社のプランタンデパート甲子園から譲り受け、ダイエー甲子園店に名称変更しダイエー直営にした。店番号は、0633。 当初のコンセプトであった「カジュアルデパート」の変更は行われなかった。直営化後も、入り口にはプランタン時代の名残である大きいシャンデリアが飾られていた。 ダイエー直営化になったと同時に東京の碑文谷店(現:イオンスタイル碑文谷)、神奈川の東戸塚店(現:イオンスタイル東戸塚)、大阪の京橋店(現:イオン京橋店)、福岡のショッパーズ福岡店(現:イオンショッパーズ福岡店)とともに、開業当初から売り場面積がダイエーグループ最大級であった為、甲子園店は旗艦店舗として名を挙げた。 甲子園店の場合、鉄道を利用し甲子園駅から甲子園球場へと向かう観客が途中立ち寄って弁当や飲料などを買い求めることが多く、これらの売り上げが旗艦店舗へと押し上げている要因となっていた。プロ野球阪神タイガース主催試合のある日は特に、球場開門から試合開始前後にかけて、地下2階の食料品売り場ではレジでの精算を待つ客が所狭しと行列を作っている光景を目にすることができていた。しかしそれ以外のフロアは比較的閑散としていた。また、ダイエーが球団(ホークス)を所有していた時代、2003年の日本シリーズは阪神VSダイエーであり、当店でもホークスの優勝セールが行われたが、阪神ファンからは敵チームであったにも関わらず、優勝セールは全店で一番の売り上げだった。 長らく、回転ドアが使用されていたが六本木ヒルズ森タワーでの回転ドアによる死亡事故が発生したことを受けて、当店でも後に回転ドアを撤去した上で両開きの自動扉に取り替えられた。
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