タレント (単位)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 18:27 UTC 版)
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タレント (talent) とは、古代ギリシャ、古代ローマなど、古代地中海世界で使われた質量の単位。また、通貨単位としても使われた。
解説
古代ギリシャではタラントン (talanton)、古代ローマではタレントまたはタレントゥム (talentum) と呼ばれ、日本ではタレント、タラントなど表記ゆれが見られる。
本来「1アンフォラ(おおむね26リットル)の水の重さ」という単位であるが、時代・場所によって重さは違ってきている。時代が下るにつれ通貨の単位として使われるようになり、古代ギリシャにおいては「6000ドラクマ」とされ、これは銀26キログラムに相当した。また、金の重さの単位として使われ、「人の重さ程度(おおむね50キログラム程度)」とされるが、正確には33キログラム程度とする説もある。
日本では、マタイによる福音書に「タレントのたとえ話」(第25章 14節から30節)に出てくる単位として知られている。この場合「1タレント=数千デナリウス銀貨(古代ローマの銀貨)」とされ、「1デナリウス銀貨=1日の賃金」とされることから、数年から数十年分の収入というかなりの高額となる。
また、この「タレントのたとえ話」で、「その『能力に応じて』、タレントを預けた」とされることから、英語のtalent(才能、能力)の語源となった。
「タレント (単位)」の例文・使い方・用例・文例
- そのタレントは多くの芸能記者に付け回されている
- あのテレビタレントは大がかりな詐欺集団の広告塔ではないかと疑われている
- テレビタレント
- たくさんの少女たちがキャーと叫びながらそのテレビタレントの所に殺到した
- あるタレントの動画を探しました
- そのテレビタレントはただ催眠術にかかったふりをした。
- 企業にとってタレントマネジメントは成功の鍵である。
- 私は将来タレントになりたい
- この本は人気のお笑いタレントによって書かれました。
- その牧場はあるテレビタレントによって経営されている。
- 彼は司会をするタレントだ。
- 今はタレントとして活動しています。
- 彼は学者ではなく、テレビタレントです。
- 彼は日本を代表するお笑いタレントです。
- いとこが人気タレントの物まねをしています
- 彼は学者というよりもむしろテレビタレントである。
- 彼の妹は人気のテレビタレントだよ。
- 私は子供のころ、松田聖子のようなタレントになりたかった。
- あのタレントはひっぱりだこである。
- あのシロウト歌手は文句なくタレントショーで一位となった。
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