ソラリアシネマ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 09:38 UTC 版)
1956年4月11日に同地で開業した名画座「センターシネマ」がその前身。当時は大人50円、小人30円の低料金だった。その後ロードショー館に転換し営業を継続したが、1987年5月、同地の再開発に伴い一時休館。その2年後の1989年3月、同プラザ7階に「ソラリアシネマ」としてリニューアルオープン。シネマ1は当時まだ珍しかった“スタジアム形式”の客席とボディソニックシステムを採用していた。初回・レイトショー以外は全席指定席であった他、西鉄ICカード「nimoca」で入場料金が清算することも出来た。 当初は、東宝洋画系作品(シネマ1は日劇3、シネマ3はシャンテ・シネのなかでも、主にフランス映画社の作品、シネマ2は名画座)がラインナップされていたが、末期はミニシアター向きの作品を中心とした上映に転換していた。しかし晩年は市内に登場したシネマコンプレックスの影響で次第に客足が落ち込み、ヒット作に恵まれない状況が続いた。 2011年8月に同年11月末での閉館を発表。同年11月30日、『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』の爆音上映を行い、「センターシネマ」時代から数えて55年続いた歴史にピリオドを打った。
※この「ソラリアシネマ」の解説は、「ソラリアプラザ」の解説の一部です。
「ソラリアシネマ」を含む「ソラリアプラザ」の記事については、「ソラリアプラザ」の概要を参照ください。
- ソラリアシネマのページへのリンク