セキスイフェアリーズ移籍後
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「新谷仁美」の記事における「セキスイフェアリーズ移籍後」の解説
2019年12月31日、所属先のNIKE TOKYO TCが成績不振を理由に解散。2020年1月6日、積水化学女子陸上競技部(セキスイフェアリーズ)に移籍。 直後の1月12日、全国都道府県対抗女子駅伝で9区で区間賞(30分57秒)獲得。また、1月19日、米ヒューストンで行われたアラムコヒューストンハーフマラソンに出場し、1時間6分38秒の日本新記録を樹立。1月26日大阪国際女子マラソンでペースメーカーを担当。南半球に遠征し、2月6日メルボルン(オーストラリア)で5000m15分15秒41、2月23日オークランド(ニュージーランド)で5000m15分7秒02を出した。「5000mで15分から15分10秒の間の記録を出しておきたい」というプラン通りの結果で、2020年東京オリンピック5000mの参加標準記録を突破した。 2020年9月20日 全日本実業団対抗陸上競技選手権大会女子5000mに出場。日本歴代2位となる14分55秒83をマークした。 同年10月18日プリンセス駅伝(全日本実業団対抗女子駅伝予選会)に出走。エース区間3区において従来の区間記録を1分15秒も短縮する32分43秒の区間新を叩き出しチームの優勝に貢献した。同年11月22日クイーンズ駅伝(全日本実業団対抗女子駅伝)に3区で出走。従来の区間記録を1分10秒上回る33分20秒の区間新をマークしたがチームは2位に終わった。 12月4日、東京オリンピック選考会を兼ねた日本陸上競技選手権長距離種目(長居陸上競技場)の10000mに出場、渋井陽子の日本記録を18年ぶりに28秒45更新する30分20秒44の日本新記録で優勝し、10000mのオリンピック代表に内定した。 2021年8月7日、2020年東京オリンピックの陸上競技女子10,000m決勝に出場し32分23秒87で21位となった。 11月28日、クイーンズ駅伝では自身初となる5区10kmで出走。2区の卜部蘭、3区の佐藤早也伽らの活躍により先頭で襷を受けると、区間賞五島莉乃(資生堂)にわずか1秒差の区間2位ながら従来の区間記録を41秒更新する31分29秒で走り後続との差を広げた。積水化学はそのまま最終区間の6区まで逃げ切り、悲願の初優勝を達成した。
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