セーレ


概要
セアル(Sear)、セイル(Seir)とも呼ばれる[1]。17世紀のグリモワール『ゴエティア』によると、26の軍団を支配する序列70番の地獄の強大な君主である。東の王であるアマイモンの配下にあるという。
一方、ヨーハン・ヴァイヤーが1577年に発表した『悪魔の偽王国』には『ゴエティア』と共通する悪魔が数多く登場するが、何故かセーレは登場していない。
召喚者の前に、翼の生えた馬に乗った美男子の姿で現れるといわれる。移動したり、ものを運んだりする能力を持っており、瞬きする間に世界中のどこにでも運べるという。盗まれたものや隠された宝物、その他あらゆる物事に関して真摯に語る。また優しい性質を持ち、召喚者の望みをなんでも叶えてくれると言う。
脚注
参考文献
- フレッド・ゲティングズ『悪魔の事典』大瀧啓裕訳、青土社、1992年。ISBN 4-7917-5185-X。
- Mathers, S.L. MacGregor and Crowley, Aleister, The Lesser Key of Solomon(1904), The Internet Sacred Text Archive 内の文書(英文)
- Waite, A.E., The Book of Ceremonial Magic(1913), The Internet Sacred Text Archive 内の文書(英文)
- Goetia, Twilit Grotto: Archives of Western Esoterica 内の文書(ジョゼフ・H・ピーターソン編集、英文)
セエレ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 08:44 UTC 版)
「ドラッグオンドラグーン3」の記事における「セエレ」の解説
「天使の教会」の司教である少年。マナと合わせて聖なる双生児と呼ばれ敬われているが、本人は「そんなものにはなりたくなかった」と語っている。また「天使の教会」において赤い目をしていない稀有な存在でもある。兄として妹マナを守らなくてはという責務を感じている反面、マナを母親からの愛を奪う存在だとも感じており、内心彼女を疎んじている。
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