スミーホフ工場(のちČKDタトラ・スミーホフ工場)
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旧リングホッフェル鉄道工場を継承したプラハ市のタトラ国営会社スミーホフ工場では1951年以降、鉄道車両メーカーのČKD国営会社(Českomoravská Kolben-Daněk, n.p.)とともに、アメリカで開発されたPCCカーのライセンス生産による“タトラカー”と呼ばれる路面電車系列を製造し、旧共産圏を中心に世界各国に多数が輸出された。のちスミーホフ工場は1980年代にタトラ社からČKD社に移管され、ČKDタトラ・スミーホフ工場となった。 ČKD社は1994年に民営化されたが、主力だった共産圏諸国の市場を失ったことで経営が悪化し1998年に破産した。車両製造事業は総合電機メーカーのシーメンス社に、商標はチェコの投資会社11FITEに売却され、スミーホフ工場跡地は現在ショッピングモールとなっている。 「ČKDタトラ」および「タトラカー」も参照
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