スム4500形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 10:22 UTC 版)
「国鉄ワム3500形貨車」の記事における「スム4500形」の解説
昭和30年度貨車更新修繕(1955年(昭和30年)6月22日通達)により、新小岩工場にて60両、幡生工場にて40両、及び昭和31年度貨車更新修繕(1956年(昭和31年)7月13日通達)により、幡生工場にて100両の合計200両が、有蓋車の雨漏り防止と鉄製有蓋車の代用とするため、側板を2.3mm厚鋼板に更新し、鉄側有蓋車スム4500形(スム4500-スム4699)に改造された。車体高はワム3500形そのままであるため、側妻板の板厚の減少と相まって容積は、1.2m3もスム1形より大きくなっている。足回りは種車のままで、1968年(昭和43年)10月1日ダイヤ改正では「ロ」車とされ、北海道内に封じ込まれた。廃車は1965年(昭和40年)度から始まり、形式消滅は1971年(昭和46年)度であった。
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