スペシャルステージ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/15 01:33 UTC 版)
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スペシャルステージ(英:Special stage)とは、ラリーにおいて、競技車両でタイムアタックを行う区間で、イベント運営の通行止め区間のことを指す。
概要
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スペシャルステージは、通常は大会運営が一時封鎖した公道の一区間を指すが、オフロードコースのサーキットや、競技場・私有地等に設けられた仮設コースなどを使用することもある。SSと略される。
SSでのレースは、他の競技者による妨害の可能性を減らすために、各競技レーサーが設定された間隔の後にスタートするように調整される。各スペシャル ステージの長さは通常 10 キロメートルから30 キロメートルの間になっており、一部のステージは長さが 50 キロメートル にも及ぶ場合がある。通常、ラリーは数日間のイベントにわたって約 15 ~ 30 の特別ステージで構成され、イベント内のすべてのスペシャルステージの合計タイムが最も短いドライバーが勝者になる。
コースの途中・スタート地点にはTC(タイムコントロール)と呼ばれるチェックポイントが存在し、そこで運営競技員からチェックを受ける。各TCに目標到着時刻が設定されており、遅い(または早すぎる)場合にはペナルティが課せられる。SSから別SSまでの移動区間(リエゾン)はロードブックに従い、通常の交通規制を厳守して一般車両に交えて走る。
競技者はSSスタート前に次のTCまでの目標到着時間(ターゲットタイム)を知らされ、オフィシャルのカウントダウンでタイムトライアルを開始し、レッキ時(事前走行)に作成したペースノートを頼りにSSを全力走行する。フィニッシュ地点を全開で駆け抜けた後停車し、競技員にTCカードにタイムを記入してもらう(区間タイムはスタート/フィニッシュ地点の光電管で計測される)。
その後、ロードブックに従い移動区間(ロードセクションまたはリエゾン)を走行して次のTCに到着し、またSSタイムトライアルを行うという流れを繰り返す。全ルート終了後に、SS走行タイムの積算が少ない順に順位が決定する。
スーパーSS
SSの中でも、特に2台の車が同時に走行してタイムを競う形態のものをスーパーSSと呼ぶ[1]。日本(ラリージャパン)でも、過去に札幌ドームや豊田スタジアムにてスーパーSSが実施されたことがある。
パワーステージ
世界ラリー選手権(WRC)では、SSの中でも特に当該SSの順位のみで選手権ポイントを獲得可能なステージを設けており、パワーステージと呼ばれる。一般的には最終日の最終SSに設定されることが多い[2]。
TC(タイム・コントロール)
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SS内またはスタート地点には通過確認地点があり、チェックポイントではなく「タイム・コントロール」と呼ばれる。ドライバーとコ・ドライバーの二人組は運営が設定した到着時刻通りに走行しなければならず、到着が遅ければもちろん、早すぎても減点され、遅ければ1分あたり10秒、早ければ1分あたり1分のペナルティが課せられる。
ロードセクションは次のTCに余裕を持って到着できるよう時間設定されており、TCの手前でチェックイン時刻を待つことができる(ただし、SSでのタイムロスやロードセクションの交通渋滞などによってTCへの到着が遅れるとペナルティが課せられる。)。
日本国内の競技では一般道の制限速度や通行量を考慮して、SSが極端に遅くてもロードセクションを急がないで済むようなルールが採用されている。
脚注
- ^ 【WRC用語解説②】SSとスーパーSSはどう違うの?【モータースポーツ】 - Webモーターマガジン・2019年2月23日
- ^ リタイア後もポイント獲得可能。攻めの走りを楽しめるパワーステージ【読んで得するラリージャパンWRC基礎講座7】 - オートスポーツ・2022年11月7日
注釈
- ここで指す「ラリー」とは、スプリント形式でのラリーとする。
- TCは別名CP(チェックポイント)ともいうが、正式にはTCである。
出典
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出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。
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- https://www.jrca.gr.jp/guide/ruleラリーの流れはどんな感じ? JRCA
- https://www.jrca.gr.jp/what-rally/compe-rule-1.html競技規定-スペシャルステージ
- https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/6a/Petter_Solberg_-_2006_Cyprus_Rally.jpg/220px-Petter_Solberg_-_2006_Cyprus_Rally.jpg
外部リンク
スペシャルステージ(2月・3月→8月・9月)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 09:40 UTC 版)
「おかあさんといっしょのコンサート一覧」の記事における「スペシャルステージ(2月・3月→8月・9月)」の解説
NHKホールで行われるファミリーコンサートとは別に、さいたまスーパーアリーナや大阪城ホールといった大規模な会場で公演が行われる場合がある。こちらでは、1階席には座席の代わりにシートが敷いてあり、子供たちがのびのびと体を動かしながら楽しむことが出来るのが特徴。源流となるイベントは、1999年3月に教育テレビ及び番組の40周年を記念して北九州メディアドームと幕張メッセの2会場で『おかあさんといっしょとゆかいななかま わくわく大行進』と題したステージが開催されたのが最初である。この時は後年のスペシャルステージとは異なり、1階席にも通常のファミリーコンサート同様に座席が設けられ、前述のように所謂周年記念イベントの位置付けだったため、この時点では翌年度以降には引き継がれず単発での開催に終わった。その後、2005年3月に当時のたいそうのおにいさんで、『デ・ポン!』のおねえさんのタリキヨコと共に2004年度末で番組を卒業する事が決まっていた佐藤弘道の名前を冠した『弘道おにいさんとあそぼ 夢のビッグパレード ぐ〜チョコランタンとゆかいな仲間たち』が開催され、この時に1階席の座席を撤廃してシート敷き方式とするなどの現行のスタイルが確立する。これ以降、当初はさいたまスーパーアリーナでの年度末のイベントとして、2008年度を除いて開催されていたが、2012年に行われた『みんないっしょに! ファン ファン スマイル』を皮切りにさいたま・大阪の2会場で8月下旬及び9月初旬の時期に開催される事となった。 同イベントには『いないいないばあっ!』や『パッコロリン』など他の教育テレビの出演者・キャラクターがゲスト出演するケースもあり、2013年の『みんないっしょに!空までとどけ!みんなの想い!』以降は、派生番組『おとうさんといっしょ』と合同で開催されている。 ファミリーコンサートと同様に、2020年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止対策により中止となった。翌年の2021年度にはワンワンや横山だいすけをゲストに招いて新型コロナウイルス感染防止対策をとった上で2年ぶりの実施が予定されていたが、出演者とスタッフに感染者が出たことに伴い、2年連続で中止となった。なお、『スペシャルステージ2021』に関しては代替企画として、同公演に出演予定だった出演者のうち「おかあさんといっしょ」と「おとうさんといっしょ」のレギュラー出演者、及びゲスト出演予定だったワンワンが参加する形でスタジオライブ形式のコンサート『おかあさんといっしょ みんなとつくるコンサート! ワンワンもおとうさんもいっしょ!』が放送された。
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