スペイン政府の公認
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/06 05:48 UTC 版)
1962年時点で、デウスト大学の名前はバスク州全域やスペイン全土で広く知られており、卒業生は実業界、政治界、文化界などで活躍していた。しかし、イエズス会が設置したカトリック大学であるデウスト大学での研究は公認されておらず、州立大学での学位認定試験を受験する必要があった。このため、社会的には大学として認知されていたが、公認を求める行動が行われた。1962年4月5日、スペイン政府とローマ法王庁はカトリック大学の法的地位を認めることで合意に達し、1963年8月10日、デウスト大学はローマ法王庁による公認を受けた。9月には法学部、哲学・芸術学専攻がスペイン政府に認可された。これ以降は学生数が急速に増加し、500人から1000人に、また5年後には1,000人から2,700人に増加した。10年後には5,000人となり、現在の学生数は14,000人に達している。1973年には経済学・経営学部が認可され、1979年にはコンピュータ科学部(現在の工学部)が認可された。デウスト大学はアリストス・キャンパス・ムンドゥス2015の一員である。
※この「スペイン政府の公認」の解説は、「デウスト大学」の解説の一部です。
「スペイン政府の公認」を含む「デウスト大学」の記事については、「デウスト大学」の概要を参照ください。
- スペイン政府の公認のページへのリンク