ステージレイアウト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/05 14:19 UTC 版)
「ブエルタ・ア・エスパーニャ2010」の記事における「ステージレイアウト」の解説
初日はグランツール初となるナイトチームタイムトライアルとなった。これはスペインがこの時期灼熱となるのも考慮されてのことだが、今までと違うスケジューリングと走り慣れない状況が一波乱起こす可能性は否定できない。 第2ステージからいきなり(ツールなら)中級山岳ステージと呼べるようなアップダウンのある展開。第3、第4と2連続で山頂フィニッシュに近い上りゴールが設定されるなど、序盤から気の抜けないレイアウトが連続する。 ブエルタ名物となった3連続山頂フィニッシュは休息日前の第14~16ステージに設定。ここで総合争いが一気に絞り込まれると思われる。 TTは初日のチームTTを除くと第17ステージの1度のみとなった。しかしアップダウンがほとんどない平坦ステージで距離も46kmと短くないことから、TTが苦手なクライマーはここまでにリードを保持することが優勝への最低条件である。 決戦の舞台は第20ステージのボラ・デル・ムンドとなった。登山距離21.6km、平均勾配6.3%とツールでよく見るようなダラダラと上がり続ける山に見えるが、やはりそこはブエルタ、ラスト3kmは平均12%+MAX20%というプロファイルがフィナーレを演出する。また山岳ポイントも特例で山頂フィニッシュの「15、10、6、4、2」ではなく「20、15、10、6、4、2」とされるため、総合勢だけでなく山岳賞争いの選手も一位を狙いにくる乱戦が期待される。
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