スタジオぴえろ時代
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1979年5月、布川ゆうじを筆頭に、案納正美、川端宏、高橋資祐、上梨満雄、鳥海といったタツノコプロ出身演出家6人が発起人となり、『ニルスのふしぎな旅』(1980年)制作のためのアニメ制作会社スタジオぴえろを設立。鳥海はこの作品の総監督、演出を担当し、その丁寧な作品作りと確実な描写は絶賛を浴びた[要出典]。その後も鳥海は、『ニルスのふしぎな旅』スタッフとの制作を望んで『太陽の子エステバン』(1982年)を監督。日本でこそ大きな反響のなかった『太陽の子エステバン』だが、世界中では多大な反響を呼び、特にフランスでは続編の企画が複数回立ち上がり、21世紀に入った現在でも人気の高い作品となっている[要出典]。 さらに鳥海は世界初のOVAとなった『ダロス』、同じくOVAで新谷かおる原作の『エリア88』といった戦場ものを手がけた。特に『エリア88』の完成度は高く評価され、第4回日本アニメ大賞オリジナルビデオソフト最優秀作品賞を受賞している。その後はスタジオぴえろを退社して再びフリーで活動した。
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