ジンバブエ・ゴールド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/17 15:51 UTC 版)
ジンバブエ・ゴールド | |
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中央銀行 | ジンバブエ準備銀行 |
ウェブサイト | www |
使用開始日 | 2024年4月5日 |
使用 国・地域 | ジンバブエ |
通貨記号 | ZiG |
複数形 | ZiGs |
硬貨 | (未発行) |
紙幣 | 1, 2, 5, 10, 20, 50, 100, 200 ZiG(未発行) |
ジンバブエ・ゴールド(英語: Zimbabwe Gold)は、ジンバブエの法定通貨。略称はZiG。その価値は主に金によって裏付けされている[1][2]。導入時の為替レートは 1 米ドル = 13.56 ZiG [3]。
ジンバブエ・ゴールドは、ハイパーインフレーションによって価値を失ったRTGSドル(ジンバブエ・ドル)に代わって2024年4月5日に即時導入された[4]。旧通貨のRTGSドルとの交換期限は21日後の4月26日に設定されている。なお通貨バスケット制は引き続き維持される[5]。
ZiGは元々金本位制のデジタルトークンとして2023年4月に導入され、2023年10月5日に法定通貨として認められていた[6][7]。このデジタルトークンのZiGはGBDTという投資商品として残る[3]。
ZiGが法定通貨として導入された当初は、紙幣・硬貨共に未発行(紙幣は印刷中)で、事実上暫定的にデジタル決済(キャッシュレス)のみの法定通貨としての導入となった。
紙幣
1ZiG、2ZiG、5ZiG、10ZiG、20ZiG、50ZiG、100ZiG、200ZiGの8種類[3]。ただし、現在は印刷中で、2023年4月30日までは発行されない[8]。
硬貨
導入される見込み[4]。
出典
- ^ “Zimbabwe Replaces Battered Dollar With New Gold-Backed Currency Called ZiG” (英語). Bloomberg.com. (2024年4月5日) 2024年4月5日閲覧。
- ^ “Zimbabwe launches new gold-backed currency”. フランス24 (2024年4月5日). 2024年4月6日閲覧。
- ^ a b c “Zimbabwe gets new currency: ZiG, to restore stability”. The Chronicle (2024年4月6日). 2024年4月6日閲覧。
- ^ a b “Zimbabwe launches new gold-backed currency - ZiG”. BBC (2024年4月6日). 2024年4月6日閲覧。
- ^ “Zimbabwe introduces new gold-backed currency to tackle inflation”. アル・ジャジーラ (2024年4月5日). 2024年4月6日閲覧。
- ^ “ジンバブエ共和国月報(2023年10月)”. 在ジンバブエ日本国大使館. p. 8. 2024年4月6日閲覧。
- ^ “Zimbabwe Officially Adopts Gold-backed Digital Token 'ZiG' as Legal Tender”. フォーブス・インディア (2023年10月16日). 2024年4月6日閲覧。
- ^ 新通貨ジンバブエ・ゴールド、波乱のスタート 旧通貨は無価値に AFPBB News 2024年4月10日 12:14 (2024年4月18日閲覧)
先代 RTGSドル 理由:インフレーションの進行 | ジンバブエの通貨 2024年 – Note:米ドル、南ア・ランド等も法定通貨である | 次代 (現行) |
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