ジルコニアアバットメント
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ジルコニアアバットメント(Zirconia Abutment)とは、歯科のデンタルインプラント治療に用いるジルコニア製のアバットメント(en,土台部分の一部)のこと。日本国内では2005年に薬事法の認可がおり[1]、臨床応用が始まっている。インプラントシステムの一部であり、健康保険が適用されない自由診療である。
- ^ デンツプライ三金 (2008年3月13日改訂). “セルコンアバットメント(フリアデントセルコンアバットメント)”. 医薬品医療機器総合機構. 2010年3月10日閲覧。
- ^ a b PICONI,C MACCAURO,G (1999). “Zirconia as a ceramic ciomaterial”. Biomaterials 20: 1-25.
- ^ JUNG,R.E PJEYURSSON,B.E GLAUSER,R ZWAHLENG,N.P (2008). “A systematic reviwe of 5year survival and complcation rates of implantsupported single crowns”. Clin.Oral Implant res 19: 119-130.
- ^ a b c 五十嵐崇恭、関根秀志、浅井澄人、五十嵐俊男、吉田正雄「ジルコニアがチタンに及ぼす摺動磨耗特性」『日本口腔外インプラント会雑誌』第22巻Suppl.、日本口腔インプラント学会、東京都港区、2009年12月、 18-24頁、 ISSN 0914-6695。
- 1 ジルコニアアバットメントとは
- 2 ジルコニアアバットメントの概要
ジルコニアアバットメント
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「デンタルインプラント」の記事における「ジルコニアアバットメント」の解説
ジルコニア製のアバットメント(en,土台部分の一部)であり、日本国内では2005年に薬事法の認可がおり、臨床応用が始まっている。前歯部は歯が無くなると、唇側側より歯槽骨の吸収が生じる。そのためデンタルインプラントを本来歯があった場所に植立しようとすると、金属製のアバットメントが露出しやすく審美障害の原因となっていた。その対策として金属と同等の強度を有するとともに高い靭性があり、かつ白色で審美性の高いジルコニアが症例により用いられるようなっている。2018年に施行された第111回歯科医師国家試験で出題が開始されるなど学術的な認知もあがってきており、普及期に入ってきている。(詳細はジルコニアアバットメントの項目を参照のこと)
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