ジラーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 17:33 UTC 版)
ディンガル帝国の白虎将軍。希少種族であるコーンス族(有角種族)出身で西方攻略軍総司令として任命される。軍律に厳しく、理知的で生真面目な性格。作中では相性が合わないアンギルダン(とその副将だった主人公)に冷たく当たったことから狭量な面のある人物として描かれている。軍司令官としては一軍を率いての正面決戦こそ歴戦のアンギルダンや天才であるカルラと比べると見劣りするものの、鉄壁の防御を誇る水精ミズチをそれ以上の魔力を誇るシャリの協力を受けて無力化し、離間策を用いてアキュリースをほぼ無傷で攻略するといった知略に優れる一面を見せた。また、アキュリース占領時にシャリへの報酬として水の巫女の身柄を差し出させ、アルノートゥンでは聖光石の廃鉱山の接収を行ったものの、それ以外では占領地域での破壊や略奪を行わせないことにより占領下にある住民がディンガルの支配を受け入れる下地を作る等、占領統治でも見事な手腕を発揮した。魔導アカデミー出身者であり、魔法や遺跡に関する知識も豊富。異種族間の共存の夢をネメアに託していたが、ストーリー進行により種族第一主義を掲げ反乱を起こす。主人公の行動で展開は変化するものの、何れにせよ最後は討たれる。誕生日は12月27日。
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