ジョン・マコーネルによるアースデーの旗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 05:40 UTC 版)
「地球の旗」の記事における「ジョン・マコーネルによるアースデーの旗」の解説
最初のアースデーの行事のためにジョン・マコーネルによって1969年にデザインされた旗は、暗い青色の地に、(紋章学/旗章学上の)チャージの位置に、アメリカ航空宇宙局 (NASA) による宇宙から地球を撮影した有名な画像であるザ・ブルー・マーブルを配している。マコーネルのデザインによる最初の旗は、シルクスクリーンによって制作され、配色も異なっており、海洋と陸地は白く、雲が青く表現されていた。マコーネルはその旗を、検討すべきシンボルの一案として国際連合に提案した。 創作者の政治的な見解や、これがアースデーのシンボルのひとつとなっていることから、この旗は、環境主義的意識や、地球コミュニティの賞賛などと結びつけられている。もともとは、『全地球カタログ』の中で、売り出されていたものであり、また、マコーネルが作成した唯一の旗である。 ザ・ブルー・マーブルの画像は、もともとパブリックドメインに置かれており、その後も変わっていない。この画像の公共的な性格は、法廷闘争の引き金となり、当初、この旗の普及を図っていたワール・イクイティ社 (World Equity, Inc.) がもっていた商標権や著作権は、裁判を通して無効化された。この判断は、マコーネルが旗を作ったという歴史を否定するものではなく、それまでその旗に認められていた権利を、認めなかったというだけのことである。
※この「ジョン・マコーネルによるアースデーの旗」の解説は、「地球の旗」の解説の一部です。
「ジョン・マコーネルによるアースデーの旗」を含む「地球の旗」の記事については、「地球の旗」の概要を参照ください。
- ジョンマコーネルによるアースデーの旗のページへのリンク