ジョン・マクドネル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/12 03:38 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ジョン・マーティン・マクドネル(John Martin McDonnell, 1951年9月8日 - )は、英国の政治家。労働党に所属する。
概説
マクドネルはバークベック・カレッジで修士号を取得後、1981年にグレーター・ロンドン・カウンシルの一員に選出された[1]。
1997年に初めて英国下院の議員となった[2]。マクドネルはトニー・ブレアの政策の多くに反対の立場であり[1]、イラク戦争などの決議で造反している[3]。労働党が与党だった時代にマクドネルの造反率は約25%であった。労働党が総選挙で敗北した2010年から2015年にかけてのマクドネルの造反率は4.4%となっている[2]。
2015年、ジェレミー・コービンが労働党の代表となり、マクドネルは影の財務大臣に指名された[3]。
主義
マクドネルは高所得層や大企業への減税停止を考えている[3]。
教育は世代間での贈り物であり、コモディティーのように買われるものではないとし、高等教育の無償化を支持している[1]。
経済政策についてまれにヤニス・ヴァルファキスと比較されるが、マクドネルはヴァルファキスほどではないと冗談混じりに述べる [4]。
脚注
- ^ a b c John McDonnell MPFellows of the College, Birkbeck, University of London
- ^ a b Meet your Shadow Chancellor: John McDonnell’s greatest hitsI. Hardman, The Spectator, 13 Sep 2015
- ^ a b c A profile of John McDonnell - new shadow chancellorA. Hunt, BBC News, 14 Sep 2015
- ^ John McDonnell: I'm not good at consensus politicsR. Syal and R. Mason, The Guardian, Politics, 14 Sep 2015
ジョン・マクドネル(JohnMcDonnell)
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「2007年イギリス労働党党首選挙」の記事における「ジョン・マクドネル(JohnMcDonnell)」の解説
党内左派グループキャンペーン・グループのリーダー。古い労働党と、ブレアの主張した"ニューレーバー(新しい労働党)"を統合し、"真の労働党"を打ち立てて党を救う、と主張した。マイケル・ミーチャーの支持者を取り込もうとしたが、うまくはいかなかった。29人の推薦人を集めたが、必要な45人まで16人足らず、立候補には到らずに終わる。
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