候補者と選挙結果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/06 23:00 UTC 版)
「2007年イギリス労働党党首選挙」の記事における「候補者と選挙結果」の解説
候補者の推薦が始まった段階で、出馬の可能性があったのは、ゴードン・ブラウンとジョン・マクドネルのみであった。立候補のためには候補者は5月17日までに少なくとも労働党の国会議員のうち12.5%(候補者自身も含め45人)の推薦人を確保することが必要であった。この推薦人取り付けに成功したのは唯一ゴードン・ブラウンのみであり、彼は6月24日、臨時党大会で党首に選出された。 ゴードン・ブラウン トニー・ブレアの首相任期中、10年間に渡り一貫して財務大臣を務めた。ブレアの後継者として有力視され、圧勝ムードの中で313人の推薦人確保に成功した。なお、97年にブレアが労働党党首選挙に出馬した際、2人の間でどちらが出馬するかの話し合いが行われ、結局はブレアが党首となった。このときにブレアがブラウンの後継路線を作るという密約があったのではないかという説がある。 ジョン・マクドネル(John McDonnell) 党内左派グループキャンペーン・グループのリーダー。古い労働党と、ブレアの主張した"ニューレーバー(新しい労働党)"を統合し、"真の労働党"を打ち立てて党を救う、と主張した。マイケル・ミーチャーの支持者を取り込もうとしたが、うまくはいかなかった。29人の推薦人を集めたが、必要な45人まで16人足らず、立候補には到らずに終わる。
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