ジョン・マクドナルド (野球)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ジョン・マクドナルド (野球)の意味・解説 

ジョン・マクドナルド (野球)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 00:22 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ジョン・マクドナルド
John McDonald
クリーブランド・ガーディアンズ フィールドディレクター
ボストン・レッドソックスでの現役時代
(2013年11月2日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
出身地 コネチカット州ニューロンドン郡ニューロンドン
生年月日 (1974-09-24) 1974年9月24日(47歳)
身長
体重
5' 9" =約175.3 cm
180 lb =約81.6 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 遊撃手二塁手三塁手
プロ入り 1996年 MLBドラフト12巡目
初出場 1999年7月4日
最終出場 2014年9月28日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
コーチ歴
  • クリーブランド・インディアンス
    クリーブランド・ガーディアンズ (2016 - )

ジョン・ジョゼフ・マクドナルドJohn Joseph McDonald, 1974年9月24日 - )は、アメリカ合衆国コネチカット州ニューロンドン郡ニューロンドン出身の元プロ野球選手内野手)、野球指導者。右投右打。現在は、MLBクリーブランド・ガーディアンズのフィールドディレクターを務める。

経歴

プロ入りとインディアンス時代

1996年MLBドラフト12巡目(全体363位)でクリーブランド・インディアンスから指名され、プロ入り。

1999年7月4日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦で、メジャーデビューを果たした。代打として出場し、1打数1安打だった。

ブルージェイズ時代

2004年12月2日にトム・マストニーとのトレードで、トロント・ブルージェイズへ移籍した。

タイガース時代

2005年7月22日にデトロイト・タイガースへ移籍した。

ブルージェイズ復帰

2005年11月10日に金銭トレードで、ブルージェイズへ復帰した。なお、先のタイガースへ移籍した際の7月のトレード相手は後日発表選手の予定だったものの、選択されなかったため自分自身が交換相手となって出戻る形となった[1]

2006年は、ブルージェイズの正遊撃手としてプレーした。

2007年にベテラン遊撃手のロイス・クレイトンが加入すると控えに回ったが、クレイトンが不振で放出されたため再びレギュラーに定着し、自己最多の123試合に出場。ブルージェイズファンから「ジョニー・マック」の愛称で親しまれる人気選手となった。

2008年9月には、自身のデザインしたTシャツを先着1万人のファンにプレゼントした。

2009年オフには2年300万ドルで契約を延長した。

ダイヤモンドバックス時代

2011年8月23日にケリー・ジョンソンとのトレードで、アーロン・ヒルと共にアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した。シーズン終了後にFAとなったが、11月2日に2年契約総額300万ドルで契約を更新[2]

パイレーツ時代

2013年3月20日にピッツバーグ・パイレーツへ移籍した[3]。5月15日に腰部挫傷で故障者リスト入りし[4]、27日から傘下のAAA級インディアナポリス・インディアンスでリハビリをスタートした。

インディアンス復帰

2013年6月10日にプロ入り時の古巣であるインディアンスへ移籍した[5]。しかし、6月26日にアズドルバル・カブレラが故障者リストから復帰したため、DFAとなった[6]

フィリーズ時代

2013年6月29日にトレードで、フィラデルフィア・フィリーズへ移籍した[7]。8月24日のダイヤモンドバックス戦では、延長18回に投手として自身初めて登板し、タフィー・ゴーズウィッシュを三振に仕留めた[8]

レッドソックス時代

2013年8月31日にネフィ・オガンド英語版とのトレードで、ボストン・レッドソックスへ移籍した[9]。オフの10月31日にFAとなった。

エンゼルス時代

2014年1月16日にロサンゼルス・エンゼルスとマイナー契約を結んだ[10]。3月25日にエンゼルスとメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[11]。オフにFAとなった。

2015年1月8日に現役引退を表明した[12]

引退後

引退翌年の2015年にはインディアンスの育成部門の特別補佐に就任した。2016年シーズンからは内野守備コーディネイターを務めている[13]2021年からはフィールドディレクターに役職変更となる。

選手としての特徴

ポジションは主に遊撃手で、二塁手三塁手としてもプレー経験がある。強肩を活かした堅実な守備と複数のポジションをこなせる器用さが魅力である。一方、打撃はサッパリで、四球を選ばないために出塁率が低い。パワーがなく、典型的な守備の人であるため、下位打線を打つことが多かった。

詳細成績

年度別打撃成績

















































O
P
S
1999 CLE 18 21 21 2 7 0 0 0 7 0 0 1 0 0 0 0 0 3 2 .333 .333 .333 .667
2000 9 9 9 0 4 0 0 0 4 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .444 .444 .444 .889
2001 17 25 22 1 2 1 0 0 3 0 0 0 1 0 1 0 1 7 0 .091 .167 .136 .303
2002 93 288 264 35 66 11 3 1 86 12 3 0 7 2 10 0 5 50 4 .250 .288 .326 .614
2003 82 233 214 21 46 9 1 1 60 14 3 3 4 2 11 0 2 31 4 .215 .258 .280 .538
2004 66 100 93 17 19 5 1 2 32 7 0 0 3 0 4 0 0 11 2 .204 .237 .344 .581
2005 TOR 37 106 93 8 27 3 0 0 30 12 5 0 3 2 6 0 2 12 3 .290 .340 .323 .662
DET 31 78 73 10 19 3 1 0 24 4 1 1 0 0 5 0 0 12 3 .260 .308 .329 .636
'05計 68 184 166 18 46 6 1 0 54 16 6 1 3 2 11 0 2 24 6 .277 .326 .325 .651
2006 TOR 104 286 260 35 58 7 3 3 80 23 7 2 6 2 16 0 2 41 8 .223 .271 .308 .579
2007 123 353 327 32 82 20 2 1 109 31 7 2 12 1 11 0 2 48 4 .251 .279 .333 .612
2008 84 207 186 21 39 8 0 1 50 18 3 1 7 2 10 0 2 25 3 .210 .255 .269 .524
2009 73 156 151 18 39 7 0 4 58 13 0 2 1 1 1 0 2 18 1 .258 .271 .384 .655
2010 63 163 152 27 38 9 2 6 69 23 2 1 2 3 6 0 0 26 5 .250 .273 .454 .727
2011 65 182 168 19 42 8 1 2 58 20 2 4 3 2 8 0 1 18 1 .250 .285 .345 .630
ARI 19 63 59 2 10 2 0 0 12 2 0 0 0 0 4 0 0 9 0 .169 .222 .203 .426
'11計 84 245 227 21 52 10 1 2 70 22 2 4 3 2 12 0 1 27 1 .229 .269 .308 .577
2012 70 213 197 16 49 9 0 6 76 22 0 1 2 0 12 5 1 33 3 .249 .295 .386 .681
2013 PIT 16 35 31 0 2 1 0 0 3 1 0 0 0 0 3 0 1 8 1 .065 .171 .097 .268
CLE 8 8 7 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 0 .000 .125 .000 .125
PHI 21 25 23 5 4 0 0 1 7 3 0 0 1 0 1 0 0 4 3 .174 .208 .304 .513
BOS 6 9 8 1 2 0 0 0 2 0 0 0 0 0 1 0 0 3 0 .250 .333 .250 .583
'13計 51 77 69 8 8 1 0 1 12 4 0 0 1 0 6 0 1 16 4 .116 .197 .174 .371
2014 LAA 95 91 76 4 13 2 0 0 15 5 1 1 5 1 7 0 2 18 1 .171 .256 .197 .453
MLB:16年 1100 2651 2434 276 568 105 14 28 785 210 34 19 57 18 118 5 23 379 48 .233 .273 .323 .596

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2013 PHI 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 3 0.1 2 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0.00 6.00
MLB:1年 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 3 0.1 2 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0.00 6.00

背番号

  • 8(1999年 - 2004年、2014年)
  • 6(2005年 - 同年途中、2006年 - 2011年途中)
  • 36(2005年途中 - 同年終了)
  • 16(2011年途中 - 2012年)
  • 7(2013年 - 同年途中)
  • 17(2013年途中 - 同年途中)
  • 4(2013年途中 - 同年途中)
  • 10(2013年途中 - 同年終了)

脚注

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ジョン・マクドナルド (野球)」の関連用語

ジョン・マクドナルド (野球)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ジョン・マクドナルド (野球)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのジョン・マクドナルド (野球) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS