ジュリオ・ナッタとは? わかりやすく解説

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ジュリオ・ナッタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/02 07:16 UTC 版)

Giulio Natta
ジュリオ・ナッタ
ジュリオ・ナッタ(1960s)
生誕 (1903-02-26) 1903年2月26日
イタリア王国 インペリア
死没 1979年5月2日(1979-05-02)(76歳)
イタリア ベルガモ
国籍 イタリア
研究機関 パヴィア大学
ローマ・ラ・サピエンツァ大学
出身校 ミラノ工科大学
主な業績 チーグラー・ナッタ触媒
主な受賞歴 ノーベル化学賞(1963)
プロジェクト:人物伝
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ノーベル賞受賞者
受賞年:1963年
受賞部門:ノーベル化学賞
受賞理由:新しい触媒を用いた重合法の発見とその基礎的研究

ジュリオ・ナッタ(Giulio Natta, 1903年2月26日 - 1979年5月2日)はイタリアの化学者。高分子化学における研究で1963年カール・ツィーグラーと共にノーベル化学賞を受賞した。

インペリアに生まれ、1924年ミラノ工科大学化学工学科を卒業した。1927年、同大学で教授就任試験に合格した。1933年パヴィア大学の一般化学研究所の所長・教授に就任した。1935年にはローマ大学物理化学の教授となった。1936年から1938年までのあいだトリノ工科大学工業化学研究所の所長・教授であった。1938年にミラノ工科大学化学工学科の学科長に就いたが、これは前任者であるマリオ・レヴィ (Mario Giacomo Levi ) が当時ファシズムに支配されていたイタリアのユダヤ人差別により降格させられたためである。

工科大学における彼の研究によりツィーグラーの初期研究が改良され、ツィーグラー・ナッタ触媒の開発へとつながった。

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