ジュニア/ミドルフォーミュラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 14:18 UTC 版)
「佐藤公哉」の記事における「ジュニア/ミドルフォーミュラ」の解説
4歳の頃よりカートレースを始める。1998年〜2002年には鈴鹿サーキットレーシングスクール (SRS-K) に所属。高校進学時に渡英し、2006年よりフォーミュラ BMW UKへ2年間参戦。 2008年にはNISMOのオーディションに合格し、ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム (NDDP) の一員としてフォーミュラチャレンジ・ジャパン (FCJ) に参戦し、シリーズランキング2位を獲得。2009年には全日本F3選手権ナショナルクラスにステップアップし、チーム・ノバで2年間を戦う(2009年はシリーズ2位)。日産からSUPER GT GT300クラスのオファーを受けたが、ヨーロッパでフォーミュラレースを続ける事を選びNDDPを離れる。 2011年にドイツのモトパーク・アカデミーからユーロF3に参戦し1勝。2012年には同チームよりドイツF3カップに参戦し、4勝してシリーズ3位を獲得。 2013年は元F1ドライバーの井上隆智穂がチームオーナーを務めるユーロノヴァよりAuto GPへ参戦。前半戦3勝を挙げてチャンピオン争いを演じ、最終的に年間5勝・ランキング2位となった。 2014年はカンポスレーシングよりGP2へ参戦しながら、並行してユーロノヴァよりAuto GPにも参戦した。GP2ではマシンセッティングに苦しみ、7位入賞1回に終わる。一方、2年目のAuto GPでは年間最多勝記録を更新する6勝を挙げ、自身のキャリア初となるシリーズチャンピオンを獲得した。この階級のミドルフォーミュラにおいて、日本人ドライバーが欧州でチャンピオンとなったのも初めてだった。
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