ジミニー・クリケット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 14:29 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動
![]() |
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。2019年11月)
( |
ジミニー・クリケット Jiminy Cricket |
|
---|---|
![]() |
|
初登場 | ピノキオ |
原語版声優 | クリフ・エドワーズ(1940–1971) エディ・キャロル(1973–2010) フィル・スナイダー(2010–2014) ジョー・オフマン(2014–) |
日本語版声優 | 坊屋三郎(初公開版) 熊倉一雄(ファン・アンド・ファンシー・フリー(TBS版)) 肝付兼太(1983、1989–2016) 富山敬(ブエナ・ビスタ版) 江原正士(ポニー版・バンダイ版) 内田稔(ポニー版・バンダイ版) 多田野曜平(2019) |
詳細情報 | |
種族 | コオロギ |
性別 | ♂ |
ジミニー・クリケット(Jiminy Cricket)は、『ピノキオ』等に登場するディズニーキャラクターであり、同作のストーリーテラーも務める。カルロ・コッローディの原作『ピノッキオの冒険』より、物言うコオロギである。
旅人のコオロギ。美声の持ち主で、放浪の旅の道中にゼペットの家に立ち寄り、ピノキオの良心役を任される。
出演作品
- ピノキオ(1940年)
- ファン・アンド・ファンシーフリー(1947年)
- ミッキーのクリスマスキャロル(1983年)
- ロジャー・ラビット(1988年、カメオ出演)
- ジミニー・クリケットのクリスマス(日本でのビデオ発売は1994年)
- ハウス・オブ・マウス(2001年)
- キングダム ハーツ(2002年)
- キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ(2004年)
- キングダム ハーツII(2005年)
- キングダム ハーツ コーデッド(2009年)
- キングダム ハーツ 3D [ドリーム ドロップ ディスタンス](2012年)
- キングダム ハーツIII(2019年)
- ミッキーマウスのワンダフルワールド(2020年)
- チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ(2022年、カメオ出演)
人物詳細
街を渡り歩く流れ者のコオロギで、ある夜、暖を取るためにゼペットじいさんの家にもぐりこんだのがきっかけで、ブルーフェアリーによってピノキオの良心役に任命される。以後、保護者兼指導者としてピノキオと行動を共にすることになる。無垢ゆえに善悪の判断を付けられず決心を簡単に覆して悪い方向へなびいてしまうピノキオに失望しつつも最後まで見捨てずに導き、ピノキオの成長をブルーフェアリーに認めさせ、本当の人間の子へと成長させた。その功績が認められ、ブルーフェアリーから勲章を授かった。
エピソード
- 最初に担当デザイナーであるウォード・キンボールが制作当初に掲示した案は、決定稿よりも頭身が高い上に、擬人化を施した二足歩行ながら虫の特徴を色濃く残した生々しいデザインであり、ウォルトからの度重なるダメ出しの下、修正を重ねつつ、徐々に決定稿へのデザインに近づいて行った。
- 原作では固有の名前が存在しないどころか、物語の中盤で度々の忠告を疎ましがったピノキオに殺されてしまうという悲惨な役回りであった。
- 教え導く指導者という役回りから、東京ディズニーリゾートにおいて新人キャストの教育指導係「トレーナー」が佩用する徽章「トレーナー・ピン」の図柄に採用されている。
- WDCC(Walt Disney Classics Collection)というディズニー作品の名場面を忠実に再現したフィギュアのマスコットキャラクターになっている。
- ワンス・アポン・ア・タイム (テレビドラマ)では、現実世界でアーチー・ホッパーという名の心理カウンセラーである。ラファエル・スバージ、モーガン・ロフ(ティーン時代)、アダム・ヤング(少年時代)が演じており、日本語版吹き替えは多田野曜平が務めている。
声優
1940年公開の『ピノキオ』では、ウクレレ奏者でもあるクリフ・エドワーズが演じた。エドワーズは挿入歌『星に願いを』などを歌い、その後の多くのテレビ番組等でもジミニー・クリケット役を務めた。2代目はエディ・キャロル(1973年 – 2010年)。3代目はフィル・スナイダー(2010年 – 2014年)。スナイダーの引退後、ジョー・オフマンが後を継いだ。
日本語版は、
- 坊屋三郎(1959年『ピノキオ』) - 初公開版(台詞)
- 宮本正(1959年『ピノキオ』) - 初公開版(歌唱)
- 熊倉一雄(1981年『ファン・アンド・ファンシー・フリー』) - TBS版[注釈 1]
- 肝付兼太(1983年、1989年 – 2016年) - 再公開版、ブエナ・ビスタ版(台詞)
- 田村しげる(1983年、『ジミニー・クリケットのクリスマス』) - 再公開版、ブエナ・ビスタ版(歌唱)
- 富山敬(『シング アロング ソング』、『ジミニー・クリケットのクリスマス』) - ブエナ・ビスタ版
- 江原正士(1984年『ピノキオ』、『ミッキーのクリスマスキャロル』) - ポニー版・バンダイ版
- 内田稔(『ミッキーのマジカルワールド』、『ファン・アンド・ファンシーフリー』) - ポニー版・バンダイ版
- 多田野曜平(2019年 - 、『キングダム ハーツIII』、『ミッキーマウスのワンダフルワールド』、東京ディズニーランド『ミッキーのマジカルミュージックワールド』)
脚注
注釈
- ^ ディズニーデラックス(現・Disney+)で配信
出典
ジミニー・クリケット(Jiminy Cricket)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:48 UTC 版)
「ピノキオ (1940年の映画)」の記事における「ジミニー・クリケット(Jiminy Cricket)」の解説
ゼペットの家にもぐりこんだ貧乏コオロギ。本作のストーリーテラーも務める。当初はつぎはぎだらけの貧乏臭い格好だったが、ブルー・フェアリーからタキシード風の上着とシルクハットに傘、ネクタイ、革靴を与えられて以降はその格好を通している。文字や遠くを見る時は黒縁の鼻メガネをかける。
※この「ジミニー・クリケット(Jiminy Cricket)」の解説は、「ピノキオ (1940年の映画)」の解説の一部です。
「ジミニー・クリケット(Jiminy Cricket)」を含む「ピノキオ (1940年の映画)」の記事については、「ピノキオ (1940年の映画)」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
ディズニーキャラクター |
ディズニープリンセス ピグレット ジミニー・クリケット サラビ スライトリー |
- ジミニークリケットのページへのリンク