シルヴァークラウドII
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「ロールス・ロイス・シルヴァークラウド」の記事における「シルヴァークラウドII」の解説
1959年秋に変更を受けシルヴァークラウドIIとなった。 最大の変更点であるエンジンは全アルミニウム製のV型8気筒OHV、内径φ4.1in=約104.14mm×行程3.6in=約91.44mmの6,230ccで、非常に強力かつ柔軟な特性になった。ロールス・ロイス製のV型8気筒自動車用エンジンは試作に終わったV8レガリミット以来である。圧縮比は8。スキナーズユニオン製自動チョーク付きツインキャブレターHD6を装備した。出力は「充分」(Enough )としか発表されないが車載200hp前後との推定がある。 ただしボディには特に変更はなく、冷房機の組み込みを前提に換気装置が設計され直した程度である。重量は標準サルーンで2,069kgに増え、ファイナルは3.08に引き上げられたため、最高速度は185km/h、、SS¼マイル18.2秒、0-100mph38.5秒に向上した。 生産台数は2,716台でうちコーチビルド仕様が147台。
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