シュライン家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/28 09:10 UTC 版)
ルドルフ=シュライン 本作の主人公。愛称は「ルディー」。ファーレンブルグ高等学校の中等部の優等生。親切で良心的な少年だが、善意の押し売りが玉に瑕。自覚がないため、その対象となって拒絶したアスランと反目し合う。用心深く振る舞うが、オデットに不審を抱きつつも小さな油断からリーネの存在を探り当てることを許してしまい、以後リーネの命をダシに脅迫される。 リーネ ルディーの妹。法律で禁止された「ふたりめ」の子供であるため、家の外には出ることが出来ない。兄を教材にしたので一人称は「僕」。家族のためにも隠れなければならないと知りながら、好奇心を優先させてオデットに存在を気づかれてしまう。 ルディーの父、母、祖母 真面目で頼りがいのある父親と美人で優しい母親。リーネを守るためにルディーに負担をかけている現状に対して申し訳なさを感じている。オデットの死後ルディーの口から真相を聞くと、父親はひそかにベルガー家に侵入してリーネの存在を示すものがないかを探るなどした。 祖母は老人向けのマンションで一人暮らしをしている。ルディーに対して母親は元々子供ができにくい体質で、ルディーも”病院に世話になって”できた子供であり、二人目の子供が生まれるとは考えていなかったと明かす。
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