オデットと彼女の家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/28 09:10 UTC 版)
「ふたりめの神話」の記事における「オデットと彼女の家族」の解説
オデット=ベルガー シュライン家の隣に引っ越してきた転校生の少女。美少女だが、その本性はスリルを求めて他人を脅迫し、自分自身の思い通りに周囲を動かす悪魔のような存在。脅されたのはルディーだけでなく、ファーレンブルグ高等学校への推薦状は校長を脅迫して書かせ、教師を誘惑してテスト用紙を脅し取るなど数々の悪事に手を染めていた。その理由は単に”そのほうが確実で楽しいから”というものだった。だがその本性をアスランに知られ、弟のことを感づかれたくない彼の手によって屋上から投げ落とされ死亡した。 カート=ベルガー オデットの父親。かつては詩人だったが、現在は業界紙などでフリーのライターをしている。掴んだネタで恐喝し、その金でオデットを育てていた。オデットを溺愛していて、その本性には気付かなかった。ルディーがオデットの死の真相を知っていると感じ数々の嫌がらせをするが、オデットが自分を手本にしたかのように他人を脅しその挙句に殺されたと知り、傷心のうちに遠くの町へ引っ越していった。 モニカ=ベルガー オデットの母親。フランス語教師。娘の行動にかねてから疑念を抱いてはいたが、娘を盲目的に愛する夫にそれを訴える事もできず、家庭での居場所を見失っていた。オデットが死んだときは浮気相手と一緒にいたこともあり、カートと別居する。
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