シャーシおよびエンジンの型式名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 06:01 UTC 版)
「ホンダF1」の記事における「シャーシおよびエンジンの型式名」の解説
ホンダでは伝統的に「RA」で始まる型式名としているが、これは第1期のF1参戦時において、すでに実績を残していた2輪と区別する意味において、「Racing Automobile」を示す意味で付けられたもの。なお、その後に付けられる数字については参戦時期において下記のように異なる意味が込められている。 第1期 系統だった命名規則はなかった模様。最初に作られた試作エンジンの「RA270E」については、「最高出力270馬力(最高時速270kmという説もある)を目標とする」というところから「270」とつけられたと言われている。1967年の「RA300」以降については、シャシーの開発体制を日本の研究所が中心だった旧体制からイギリスの現地部隊中心の新体制に改めたことから、新たな飛躍を目指す意味で当時の監督だった中村良夫が番号を一新することを決め、きりの良いところで「300」とした。 第2期 : RA1○△E R(Racing) A(Automobile) 1(Formula One) ○(シリンダー数の下1桁。0,2,6が用いられた) △(西暦の下1桁) E(Engine) 第3期のエンジン : RA○△△E R(Racing) A(Automobile) ○(シリンダー数の下1桁。0,8が用いられた) △△(西暦の下2桁) E(Engine) 2006-2008年のシャーシ : RA1△△ R(Racing) A(Automobile) 1(Formula One) △△(西暦の下2桁) 第4期 : RA○△△H R(Racing) A(Automobile) ○(シリンダー数の下1桁。6が用いられている) △△(西暦の下2桁) H(Hybrid)
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