シャンド・キッドとの再婚生活
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「フランセス・シャンド・キッド」の記事における「シャンド・キッドとの再婚生活」の解説
1969年5月2日にピーター・シャンド・キッドと再婚し、ウェスト・サセックスの海岸近くの家で新婚生活を開始した。パークハウスのダイアナとチャールズは毎週末に乳母に連れられてロンドンへ出てきて、フランセスと会っていた。二人がベルグレーヴィアのフラットに入る際にフランセスが泣きだし、二人が「お母様、どうしたの」と聞くと「貴方達が明日帰ってしまうと思うとたまらないのよ」と答えるやりとりが毎回繰り返され、半ば儀式化していたという。フランセスは子供たちにピーターのことを紹介したが、子供たちは気さくなピーターになついていたという。 1972年にスコットランドのオーバンの南にあるセイル(英語版)島に引っ越した。子供たちは夏休みにここへきて魚釣りやヨット遊びをしたり、バーベキューをしたりして楽しんだ。 1980年に娘ダイアナがチャールズ皇太子と交際するようになり、マスコミに追い回されるようになった。娘を不憫に思ったフランセスは12月にプライベート無視のマスコミ報道を批判する手紙を『タイムズ』紙に送った。これがきっかけとなり英国議会も「ダイアナ・スペンサー嬢に対するマスコミの扱いを遺憾に思う」とする批判動議を決議した。これ以降もしばしばフランセスがダイアナに代わって対マスコミの矢面に立つようになる。 1980年代に夫ピーターがフランス人女性と不倫するようになったため、彼とも不仲になっていき、1988年から別居し、後に離婚して家を出た。
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